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2023年5月14日 (日)

フリークスアウト

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 イタリア & ベルギー
 アクション & ドラマ & ファンタジー
 監督 : ガブリエーレ・マイネッティ
 出演 : クラウディオ・サンタマリア
      アウロラ・ジョヴィナッツォ
      ピエトロ・カステリット
      ジャンカルロ・マルティーニ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 第2次世界大戦下のイタリア。 サーカス団 「 メッツァ・ピオッタ 」 には、光と電気を操る少女 マティルデ など特殊な能力を持つ団員たちが属し、5 人の団員が寄り添って暮らしていた。
ある日、ユダヤ人の団長イスラエルが突然いなくなる。 団員たちは仕事を求めてナチス・ドイツの広告塔でもあるベルリン・サーカス団に入るが、団長の フランツ はナチス・ドイツの戦略に利用できる異能力者を探していた。
 
 15 年公開でその年のオレ的ベスト 10 内にランクインした 「 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 」 の ガブリエーレ・マイネッティ の最新作。
異能力 サーカス団 ナチス この魅力しかあねぇワードの数々は何よ? もはや期待しかねぇってことで張り切って観に行ってきた。
 
 単純に異能力集団 VS ナチスの痛快アクションかと思いきや、その異能ゆえに社会に受け入れられない マティルデ の存在はナチスによるユダヤ人 障碍者 を迫害した事例に準えてあり、醸し出される雰囲気や設定とは裏腹に社会性が強く、また 「 炎の少女チャーリー 」 や 「 スターウォーズ 」 のオマージュといった遊び心など見応えのある作品だった。
その反面、2 時間半という長尺ゆえのダレ感をはじめ、あまり必要性を感じない性的描写に興を削がれる感がなくもで、確かにオモシロくはあるけれども先の 「 鋼鉄ジーグ 」 と比べるとが本音かも知れねぇ。
 「 能力をうまく使え 」 と言ってたワリには異能力設定の詰めの甘さが目立つんだよなぁ… みんな覚醒前と考えれば仕方のねぇところとしても、虫使いなんて間断なく蝗やハエ 蚊の大群を送り込めば大国の 1~2 カ国なんて簡単に亡ぼせる能力なのに使いきれてねぇからなぁ。 逆に敵の フランツ は予知能力ゆえにドイツの行く末を知りながらもコンプレックスのせいで道を見誤ってしまう悲哀溢れる人間描写はすげぇヨカッタ。
 
 フランツ は予見したんだろうねぇ レディオヘッド の 「 Creep 」 をピアノ演奏したときはマジでシビれたよ。
もう一曲のほうは聞き逃しちゃったんで何の曲かは判らなくあるのが残念ではあるものの、この曲を持ってアメリカに逃げてショービジネスの世界に逃げ込めば成功しこと間違いねぇんじゃね?と思ってしまう手前ぇの下世話さよ…。

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