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2023年4月15日 (土)

パリタクシー

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 フランス
 ドラマ
 監督 : クリスチャン・カリオン
 出演 : リーヌ・ルノー
      ダニー・ブーン
      アリス・イザーズ
      ジェレミー・ラウールト
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 パリでタクシー運転手をしている シャルル は、金もなければ休暇もなく、免許停止寸前という人生がけっぷちの状態にあった。
ある日彼に、 92 歳の マドレーヌ をパリの反対側まで送り届けるという仕事が舞い込んでくる。
彼女の頼みでパリの街のあちこちに立ち寄るうちに、 マドレーヌ の知られざる過去が明らかになっていく。
 
 コミカルでほのぼのタッチで綴られる人生再出発劇が大好物だから期するところが大きく、そしてパリの街中をあちこち巡るに
ちょっとした旅行気分も味わえそうってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 ヒロインの老女 マドレーヌ の話好きで矍鑠とした姿と車内のほのぼのとした雰囲気に反して、それまで マドレーヌ が歩んできた人生が思いのほか壮絶であったのに驚かされる。 それでも品格や強さを失わず、時に茶目っ気や皮肉を披露しつつ、残り少ない時間を快活に生きる マドレーヌ の姿をはじめ、結婚観や女性の社会的地位に関して寛容というかリベラル思想かと思っていたフランスも 50 年代はやはり封建的であったようで、この辺の背景やストーリー展開は 「 フライド・グリーン・トマト 」 を彷彿とさせ、思いほのか フェミニズム な作品だったなぁと。
 一日かけてタクシーでパリの街を巡るツアーのほとんどが、タクシー車内でのことだったけれども、車窓から見える街並みや名所に同じ街でも東京やニューヨークじゃあこう画にはならず映えずでさすがは パリ 別格。
そんなこんなで、好きな作風だし元気ももらえたんで高評価といったところ。
 
 ジャン=ピエール・ジュネ監督の 「 ミックマック 」 以来となる ダニー・ブーン 。 出演作を観ているつもりだったけれども、
思いのほか観ていなかった… 本数のワリにはかなり印象が強く残ってんだよなぁ。
マドレーヌ 役の リーヌ・ルノー は御年 95 歳とのこと。 年齢も然ることながら女性活動家としても有名らしく、まさに マドレーヌ を地で行っていて、スゴイのひと言。

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