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2023年4月 9日 (日)

ノック 終末の訪問者

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 アメリカ
 サスペンス
 監督 : M・ナイト・シャマラン
 出演 : デイヴ・バウティスタ
      ジョナサン・グロフ
      ベン・オルドリッジ
      ルパート・グリント
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 幼い女の子と両親は、人里離れた森の中にある山小屋に休日を過ごすためにやって来る。 そこへ武器を手にした見知らぬ男女 4 人が突然現れ、ドアや窓を破って侵入。 謎の人物たちに捕らえられた家族は、自分たちの選択次第で世界は滅びると告げられ、家族の犠牲か世界の終わりかという究極の選択を迫られる。
 
昔ほどの才気は感じられなくとも、前作の 「 オールド 」 での設定のセンスは流石で復活の兆しを見せている、ご贔屓の映画監督のひとりである M・ナイト・シャマラン監督の最新作。 期するところが大きくあるが大前提として、世間が何と言おうと、「 オレは最後までついて行きます! 」 ってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
【 ネタバレ要注意! 】
 オチを見破ってやろうと観るまえから擬人化 見立てなのか?と予想を立てたり、かつて 「 ヴィレッジ 」 の冒頭で妙に強調してくる墓石に違和感を覚え、それがヒントになったことがあったんで、冒頭を食い入るように観ていたりしたのだけれども見破ることは…
いきなり押し入ってきて受け入れがたい話を突きつけ 理不尽な二者択一を迫りと何時もの不可解な恐怖や不安に包まれるも、何時ものようにワケが解らない展開の シャマラン節 炸裂で、中盤まではこれまた何時ものように取り立ててオモシロくはなし。
 なれど終盤で聖書の 「 ヨハネの黙示録 」 をモチーフにしているが明かされると、疫病だ、子供が死ぬだ、やれ空が割れるだのといった数々の厄災が 「 十の災い 」 に準えてあり、冒頭のバッタの行も イナゴの大量発生 の暗喩として早々にヒントを提示してたことに気づき、キリスト教や聖書に疎くあっても 「 なるほど 」 となり、20 年以上 シャマラン監督 推しの贔屓目も手伝い、世間での低評価とは裏腹にオモシロくあったといったところ。 「 黙示録の四騎士 」 の知識を持ち合わせていれば、何ゆえに彼らが武器を携帯しているのか等々が解ってさらにオモシロく観られたかも知れねぇなぁと。
 
 ただねぇ… 何を思ったのか? 風潮に倣ったのか? 知らねぇけれどもさぁ、ゲイのカップル 中国人の養女といった 【 ポリコレ要素 】 はホントに必要なのか? まぁそれでも世間がどうこう言おうともオレはこの先も シャマラン監督 を推していく所存であります。
何にせよ、理不尽な選択を迫られるよりも デイヴ・バウティスタ が家に押し入ってくることの方が遥かに怖いことは間違いなし。

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