ホーリー・トイレット
ドイツ
サスペンス & ホラー & コメディ
監督 : ルーカス・リンカー
出演 : トーマス・ニーハウス
ギデオン・ブルクハルト
オルガ・フォン・ラックヴァルト(
【 物語 】 ( シネマトゥデイ )
頭部をけがした建築家の フランク は、建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で意識を取り戻す。
記憶の一部がなく状況が飲み込めない彼は、右腕に鉄筋が突き刺さって身動きが取れず、トイレの周りには大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、 34 分後には爆破されることを知る。 生き残るため、スマートフォンなどを駆使して脱出しようとする一方、友人である市長の ホルスト のたくらみによって爆破時刻が刻一刻と迫る。
いろいろな理由、状況下で爆弾を仕掛けられることもままあるとしても、これが 仮設トイレ となると。
とにもかくにも極限の状況下でのニオイ立つような緊張感? を楽しみてぇってぇことで、張り切って観に行ってきた。
「 リーサル・ウェポン 」 でも マータフ の家のトイレに爆弾が仕掛けられて身動きが取れなくなったたことを思い出す。
それはそれとして、同じ状況下にあってもこっちは鉄筋が腕に突き刺さって動けねぇし、仮設だから臭ぇしウンコまみれだし、助けに来た仲間も首だけとなるわ… と痛ぇ、臭ぇ、グロいと三拍子そろったというか五感を刺激してきてオモシロい。
ほぼほぼコメディーのようなシチュエーションではあるものの、刻々と爆発の時間が迫るなか生死を賭けた脱出劇は好転したかと思えば悪化したりを繰り返すスリリングな展開でずっと力みながらの鑑賞となり、思いのほか疲労感が… お通じが芳しくない人は劇場に足を運んでみてもイイのでは? とも。 何にせよ食後に観ることを強くお勧めする。
ナゾの日本描写がオモシロい。 トイレの中で悪戦苦闘している後ろで 「 君が代 」 が流れているのがカオス過ぎ。
今の仮設トイレ、日本製はそんなことは無ぇんだろうけれども、タンク内に溜まった汚物が発生させるメタンガスか何かのガスが室内に充満していることもあるらしいんで、タバコは吸わない方がイイかと。
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