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2023年1月21日 (土)

キラーカブトガニ

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 アメリカ
 ホラー & コメディ
 監督 : ピアース・ベロルザイマー
 出演 : カート・カーリー
      ロバート・クレイグヘッド
      アリー・ジェニングズ
      ブライス・ダーフィー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 カリフォルニアのある海辺の町で廃炉になった原子力発電所が爆破処理され、それを機に人々が行方不明になる事件が起こり、白骨化した人間の死体が次々と発見される。 保安官は人食いザメによる被害だと考えるが、事件を引き起こしていたのは放射能の影響で巨大化した上に凶暴化までしたカブトガニの群れだった。 保安官らが突然変異したカブトガニの対応にあたる中、そのうちの一匹が怪獣クラスの大きさにまで巨大化する。
 
 23 年に入って一発目の エクストリーム 配給作品。 シーズン初っ端から おバカ 映画を楽しめるウレシさたるやよ。
ということで エクストリーム さん、今年もお世話になります、楽しませてもらいますということで、張り切って観に行ってきた。
 
 カブトガニ が狂暴化して人を襲う云々だから、「 エイリアン 」 の フェイスハガー の域を超えてくることのない、ユル~い作品であることに間違いもねぇだろうと高を括っていれば、不条理、エロ、ロマンス、家族愛とこれでもかのメガ盛り、そして何より ゴジラ & 特撮愛に溢れた、よもやよもや大よもやの出来のイイ、激熱な作品だった。
 ラストの巨大化した カブトガニ と メカゴジラ ならぬ メカサメ のバトルを普通であれば CG のところを、敢えて 着ぐるみ で、そして 放射熱線 の演出も 「 ゴジラ 」 へのリスペクトが感じられる。 また、身体的にサポートが必要な少年が主人公であることにもきちんと意味を持たせて多様性っぽいことを描いていて、 【 圧倒的映像ありきの某作品 】 【 某映画会社によるポリコレの押し売り、ポリコレハラスメント 】 に対する アンチテーゼ に感じられたりと、パッと見のおバカさっぽさとは裏腹に褒めるべきところが多々。
それでいて最後の最後までふざけきってるからねぇ~ ホント、そういうことなんだよ。
 
 きもカワイくてサイコパスの ラドゥ がとにもかくにも最高だった。 「 サイコ・ゴアマン 」 のサイコパスな妹ちゃんとイイ勝負だ。
日本ではカブトガニは 天然記念物 だけれども、先日 「 迷宮グルメ異郷の駅前食堂 」 で スギちゃん が、タイかどっかで カブトガニ を 食ってた。 ところ変わればだなぁ。

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