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2022年9月17日 (土)

ザ・ディープ・ハウス

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 フランス & ベルギー
 ホラー
 監督 : ジュリアン・モーリー & アレクサンドル・バスティロ
 出演 : ジェームズ・ジャガー
      カミーユ・ロウ
      エリック・サヴァン
      アレクシス・セルヴァース
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 世界各地の廃虚映像を配信する、 YouTuber カップルの ティナ と ベン 。
湖に沈む屋敷を撮影しようとフランス郊外を訪れた彼らは、湖畔で出会った ピエール の案内を受ける。湖に潜って屋敷内を探索するうちに、不思議な現象や幻影に襲われる二人。 酸素量も少なくなったことから屋敷から出ようとするも、知らぬ間に出口がふさがれて慌てる彼らに、さらなる怪現象が降りかかる。
 
 【 家屋 & 廃屋 】 が題材になっているホラー作品は傑作が多い気がする。
その 家屋 & 廃屋 が水の底に沈んだものとなれば、ホラー的な怖さだけではなく、水圧 & 酸欠の効果も手伝って恐怖の上乗せは間違いなしだから期するところが大きくありってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 舞台となる廃屋を水中に沈めただけで、ゴーグル越しの視界の悪さ、夜とは違った暗さ、コイなどの淡水魚の気持ち悪さ、そして減っていく酸素の残量への焦りといったものが加わり、ごくごくありきたりの筋立てとオチのものが、目新しさも手伝ってこうもオモシロく感じられてしまうのだから、本作のアイディアはかなりものと素直に感心させられる。
 その反面、追う方も追われる方も動きが極めてノロい、水圧でそう簡単に開くはずもない扉が簡単に開く、家具調度品の状態がすこぶるイイ、つる性植物が育っていたりと 「 水中だから、なのに 」 ゆえの制約や粗が気になり、アイディアはオモシロくあるのに怖さは いまいち になってしまったのがやや残念といったところ。
何にせよ毎度思うのだが、再生率に囚われたごく一部の YouTuber と称する連中の 無節操 さのほうが、悪霊や悪魔よりもはるかに怖いし始末に悪いような気がしてならない。
 
 主人公の ベン 役の ジェームズ・ジャガー なる俳優さんは ミック・ジャガー の何人かいるであろううちの息子さんとのことで言われて見てみれば確かに目のあたりが似てるような気もする。

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