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2022年7月16日 (土)

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー

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 フランス & ベルギー
 コメディ & アクション
 監督 : フィリップ・ラショー
 出演 : フィリップ・ラショー
      ジュリアン・アルッティ
      タレク・ブダリ
      エロディ・フォンタン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 父の反対を押し切って夢を追い続ける売れない役者の セドリック は、晴れて新作映画 『 バッドマン 』 の主役に抜てきされる。
憧れのヒーロー映画主演のチャンスを逃すまいと、彼は体を鍛え、武術をマスターして撮影に臨む。 しかし、初日の撮影終了間際に父が倒れたという連絡が入り、動揺した セドリック は衣装の 「 バッドスーツ 」 を着たまま 「 バッドモービル 」 に乗り、病院へ向かう途中で事故に遭ってしまう。 やがて意識を取り戻したとき、彼は自分の名前や過去の記憶を失っていた。
 
 あまりのバカバカしさが最高にオモシロくあった 「 世界の果てまでヒャッハー! 」 、そして日本のマンガ & アニメの実写化ものとしてはほぼほぼ完璧と国内外見渡しても稀も稀な完成度だった 「 シティーハンター 」 の監督主演 フィリップ・ラショー による アメコミヒーロー を題材とした最新作。 これはもぅオモシロいこと請け合いだろうってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 本作は別にディズニーによるハリウッドの量産型ヒーロー ( マーベル ) を揶揄ってるってぇワケじゃあなく、どちらかと言えば リスペクト そのものなんだけれども、何にせよ心底から飽きて嫌気がさして、それこそ 「 バットマン 」 以外のヒーローものからすっかり距離を置いてしまっている身としては、本作はその辺の作品に対してのある意味 アンチテーゼ というか、ひと言もの申す的なものと捻くれて捉えてしまった感が強くある。
 まぁそれはそれとして、あいも変わらずの小学生レベルの下ネタ、「 スパイダーマン 」 をはじめ マーベル & DC ヒーローのオマージュのオンパレードは最高にくだらなくてオモシロく、取り分けて 「 X-MEN 」 や スタン・リー の行、ギミックが絶妙 ( 思い違い ) に効果を発揮しているのが最高に笑える。 また前作の 「 シティーハンター 」 同様に終始ふざけ倒しているのに、アクションに関しては本家ばりに本格的なのと、気軽に観られる 90 分弱の短尺、選曲の良さと何かにつけ完成度が高く、もはや感心のひと言しかない。
そんなこんなで、ハリウッドの量産型ヒーローのファン、または見切りをつけてる両方の人たちにお薦めの一本。
 
 フィリップ・ラショー は普通にすげぇカッコイイのに、こういう役を演ると間抜けっぽく見えてくるからホント芸達者なんだろうなぁ。
親父さん役で ジャン=ユーグ・アングラード が名前を揃えてるのがスゴいんだけれど何かウケる。

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