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2022年7月10日 (日)

哭悲 / THE SADNESS

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 台湾
 ホラー
 監督 : ロブ・ジャバズ
 出演 : レジーナ・レイ
      ベラント・チュウ
      ジョニー・ワン
      アップル・チェン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 謎の感染症 “ アルヴィン ” に対処してきた台湾。 感染しても風邪に似た軽い症状しか現れないことから アルヴィン に対する警戒心が緩んでいたが、突如ウイルスが変異する。 感染者たちは凶暴性を増大させ、罪悪感を抱きながらも殺人や拷問といった残虐な行為を行い始める。 こういった状況の中で ジュンジョー と カイティン の二人は離れ離れになる。 感染者の群れから逃れて病院に立て籠もる カイティン からの連絡を受け取った ジュンジョー は、たった一人で彼女の救出に向かう。
 
 心なしか去年あたりから 台湾映画 が元気を盛り返してきた印象をうけ、いち 台湾映画 好きとしては実によろこばしい。
予告トレーラーを 1 回目にしただけで間違いなくオモシロいと即断できちゃうくらい強烈な魅力があるし、去年公開された 「 返校 言葉が消えた日 」 も思いのほか出来がよく怖オモシロく、オレのなかで 台湾産ホラー作品 の評価が上がってきていて何かにつけ期待しかねぇってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
 久々にイイ意味、悪い意味の両方で 【 胸クソ悪い 】 作品を観たというか、観させられたというか…。
よくゾンビやら食人系の作品を観るから腸だの血しぶきの人体破損なんぞは平気の平左も、そこに性的暴行が加わると… とにもかくにも強めのこの手の描写が苦手なもんだから、途中で心が折れかかったりで観ていて精神的にホントにきつかった…。
 だからといって決してつまらなかったワケではなし。 未知のウィルスに感染した者は欲求、欲望が解放され暴虐化、なれど知性と多少の理性が残るといった、既存のゾンビ系の枠組に新たなアプローチ、それによって生み出された何時もとは違った緊張感は間違いなくオモシロかった。 誰しもが途中で読めてしまう演出はもったいなくあったけれども、カレル・チャペック の 「 白い病 」 を彷彿させる救いのないラストは予想してなかっただけに素直にヨカッタと。
そんなこんなで、興奮と不快が交互にやってくる不思議でスゴいさ作品といったところ。
 
 憎々しいサラリーマンのオジさん役の ジョニー・ワン って 「 1秒先の彼女 」 で、主人公が勤めていた郵便局の上司役の俳優さんだったのか。 あと 渡辺直美 似の女の子も印象に残ったんで、このふたりをこれを機にしっかりと覚えておこう。

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