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2022年5月22日 (日)

ワン・セカンド 永遠の24フレーム

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 中国
 ドラマ
 監督 : チャン・イーモウ
 出演 : チャン・イー
      リウ・ハオツン
      ファン・ウェイ
      ユー・アイレイ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1969 年、文化大革命時代の中国。 強制労働所送りになった男は、 22 号という映画本編前のニュースフィルムに娘が 1 秒だけ映っていることを知り、娘の姿を見たい一心で強制労働所から脱走する。 映画館のある村を目指す道中、フィルム缶を盗む子供を目撃した男は、娘が映っている 22 号のフィルムかと思いその子供を捕まえる。 身寄りのない子供は リウ という名前の少女で、やがて成り行きで小さな村にたどり着いた二人は、村で勃発した騒動を通じて奇妙な絆で結ばれていく。
 
 敬愛する映画監督のひとり チャン・イーモウ 監督の最新作。
いっとき冷めかかった武侠アクション熱が再燃したようで、近々の作品でもそれが続いたけれども、本作は久々に本来のフィールドである淡々とした文芸チックな人間ドラマに戻って来てくれたといったところ。 いちファンとしては観たかったのは武侠アクションではなくこういう作品なのよってぇことで、張り切って観にいってきた。
 
 「 おかえりなさい、 チャン・イーモウ 監督! 」
これまでの武侠アクションのどれも悪かぁねぇし、撮りたい気持ちも解る。 解るけれども個人的にそのほとんどが 「 HERO 」 には遠くおよばず… 常々言っているように大人しく本来のフィールドである淡々とした文芸もしくは純愛ものを撮ってれば間違いねぇのよと。
まぁそれはそれとして、文革が背景にあるあるけれどもそこをどうこう言ってるワケではなく、当時の中国、とりわけて都市部から大きく離れた辺鄙な土地における映画がはたす役割や、監督自身の映画に対する愛や情熱が色濃く描かれている印象。
 ゆえに時代背景のワリには暗くもなければ重くもなし、むしろ反発し合いうもしだいに心を通わす主人公と少女のやりとりなどはコミカルだし、慣れ合わないつかず離れずのふたりの距離感もほどよく、ラストの執着を捨てた主人公とそれを見守る少女の笑みにさわやかな余韻が残り、ひさびさに チャン・イーモウ 節を堪能といったところ。
 
 主人公の チャン・イー 、画像検索で見ると全然なんだけれども、本作での彼は 大泉洋 や 長渕剛 に見えたり。
さすがは ロリコン の気がなくもない イーモウ 監督、 儚げな面だちの少女を見つけてくるのがホントに巧い。
コン・リー 様やチャン・ツィイーと似てるようで、また違ったタイプに見えなくも… 何にせよカワイイ。

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