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2022年4月 2日 (土)

ナイトメア・アリー

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 アメリカ
 サスペンス & 犯罪
 監督 : ギレルモ・デル・トロ
 出演 : ブラッドリー・クーパー
      ケイト・ブランシェット
      ウィレム・デフォー
      ロン・パールマン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1939 年、カーニバルのショーを観終わった スタントン は、マネージャーの クレム に声をかけられる。
そこで出会った読心術師の ジーナ に気に入られた スタントン は、彼女の仕事を手伝い、そのテクニックを身につけていく。
人気者となった彼は一座を離れて活動を始めるが、ある日精神科医を名乗る女性と出会う。
 
 お気に入りの映画監督のひとりである ギレルモ・デル・トロ 監督の最新作。
豪華なキャスティングに最高の世界観、これを観ずして何を観る!? ってな感じで、普段よりギアをひと段階あげて、張り切って観に行ってきた。
 
 近くに忠告してくれる人がいるのもかかわらず、その忠告に耳を貸さず、我欲と過信に溺れ、因果応報、破滅していく男の半生譚と、獣人よりも人のこころや立場の隙を利用する獣性が本当の怪物であるはベタながらも、終始漂う妖しげで悪趣味な雰囲気、読心術師 vs 心理カウンセラー のペテン対決もスリリングだったし、多くの人は早々に気づいたようだけれども、オレは全然だったんで素直に見事と思わされた伏線回収、そして同監督の 「 パンズ・ラビリンス 」 同様に バットエンド をもってして ハッピーエンド とするも個人的に好きと言うことで、長尺も全然気になることのないオモシロい作品だった。
 原作は未読。 なれど何となく スティーヴン・キング 氏の 「 ジョイランド 」 + 「 心霊電流 」 ÷ 2 = 本作 ぽく思えれば、死んだ息子の霊、降霊術云々の行は コナン・ドイル のエピあたりがモチーフになっているのかなぁと思ったり思わなかったり。
何にせよ、あまり得意ではないけれども今ではおそらく興行できないであろう奇形の展示、テスラコイル といった、ハリー・フーディーニ が活躍していたであろうころのカーニバル & 見世物小屋の怪しげな雰囲気とその映像美も堪らなくヨカッタ。
 
 ナゼだろう… その知名度、それぞれの出演作をそれなりに観てはいるんだけれども、なぜかどれもこれといって印象に残ることのない ブラッドリー・クーパー と ケイト・ブランシェット のふたり。 なので今回もナゼかイイとは思うも強く印象に残ることは…。
本作を含め今年に入って早くも 3作品でお目にかかれているご贔屓の ウィレム・デフォー の安定の怪しさはさすがだし、見世物小屋 = 怪力男 = ロン・パールマン の定型、 トニ・コレット の場末感と脇を固めたクセ者たちの方が観ていて楽しくあった。

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コメント

風情さん☆
カーニバル一座のメンバーはなかなかに良い味を出していましたよね。
適材適所なかんじがして最高でした!
我欲と過信に溺れ、因果応報で落ちていく様は、主人公なのに仕方ないよね?と思わせてくれる、彼の中の獣が恐ろしかったからかもしれないなと思ったりしました。

コメント感謝です♪

カーニバル一座のキャスティングの妙たるやでしたね。
取り分けて、トニ・コレット が絶妙なまでにフィットするとは思いもしませんでした。

最初は大人しそうに見えた主人公も、中盤以降の言動をみると隠していただけで、最初から持ち合わせていた要素だったんでしょうね。
因果応報… 今にして思うと仏教的な教えのある作品でもありますね♪ (゚▽゚)v

こんにちは。

そうそう、正に「因果応報」。迷宮にも何かしら必然性がある、というデル・トロ節は健在でした。
まあ、奇想天外という部分では、デル・トロにしてはおとなしめだったかなぁ?という印象でしたが…。

コメント感謝です♪

手前ぇのやったことは手前ぇに返ってくるは世界中どこにでもある題材だけれども、因果応報とあらためて四字熟語にすると急に仏教的に思えてきますね。
確かにデル・トロ監督としては物足りなさを否めねぇですね。 まぁボクなんかはデル・トロ監督に関しては未だに 「 パンズラビリンス 」 が基準値ですし、これがまた高め設定だから、超えるのも…であります♪ (゚▽゚)v

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