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2021年12月25日 (土)

キングスマン:ファースト・エージェント

Kfa
 イギリス & アメリカ
 アクション & サスペンス
 監督 : マシュー・ヴォーン
 出演 : レイフ・ファインズ
      ジェマ・アータートン
      リス・エヴァンス
      トム・ホランダー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 イギリス、ドイツ、ロシアといった大国間の陰謀が渦を巻き、第 1次世界大戦勃発の危機が迫ろうとしていた。
そんな中、オックスフォード公と出会った青年コンラッドは、高級紳士服テーラーを表向きの顔にしたスパイ組織キングスマンの一員として迎えられる。 世界に迫る危機を回避しようと動き出す二人だが、その前に怪僧ラスプーチンが立ちはだかる。
 
 本シリーズにしろ、 「 キックアス 」 にしろ、第 1 作目はすこぶるオモシロいのに、「 2 」 になると途端にグダグダになってしまい、前のめりになれなくなってしまう印象にある マシュー・ヴォーン 監督なんで、シリーズ 3 作目となる本作にそれほど期待させれるものは…。
なれど、やっぱり惹かれるところが大きくあり、観ないで後悔するより、観て後悔ってぇことで、取りあえず観に行って観に行ってきた。
 
 独立諜報機関 「 キングスマン 」 の創設誕生までの前日譚だからなのか? ガジェットを使ってのアクションやグロい描写があまりなく、また時代背景が第一次世界大戦時ということで、当時の欧州列強の対立関係、その中における英国の立ち位置を描きながら戦争や平和といったものも語り、思いのほか比較的まともな語り口調で前シリーズとはうって変わってやや大人しめ。
そんなワケだから、スタイリッシュなカッコよさ、バカバカしさと、前 2 作で構築した 【 らしさ 】 といったものが薄く、前日譚であることを鑑みても別に 「 キングスマン 」 でなくてもの印象がなくも… 前シリーズとの絡みが薄くあるんで、独立したひとつの作品として観れば、それなりにオモシロくあったかなぁと、あとちょっと長すぎ。
 歴史上の人物を登場させるのは大好物中の大好物だからこの辺に関しては何ら問題はないのだけれども、右と左でバランスをとるとそれらしい理屈をつけてはいても、やっぱり ラスプーチン と レーニン のふたりが同じチームにいるのがどうも… ラスプーチンは反ロマノフ王朝派に暗殺され、その後 レーニン が政権を執ってるし、クレジット時のおまけエピで加わる、さらなる狂人はその レーニン の後継者と刃を交えてと、史実に準えるといろいろと納得できないところが大きく、続編をつくるにしても… と思ってしまう。
剣劇のシーンでの剣目線というか、鍔元からのアングルは今までに目にしたことのないアングルだけにその新鮮味と感動は絶大。
 
 レイフ・ファインズ は初老、ゆえの太目、キャラ的に穏健派ということもあって先日の 「 007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ 」 の ダニエル・クレイグ と比べちゃうとスマート感がなくてスパイとしては残念、なれどこの普通感がまた良しでけっこう好き。
仲間の ジャイモン・フンスー と ジェマ・アータートン のふたりも片や白兵戦、片や狙撃とそのキャラと使い分けが実にイイ。
ご贔屓にの俳優さんのひとりである ラスプーチン 役の リス・エヴァンス の怪演ぶりがひかる。 ほんとこの人も守備範囲広いよなぁ。

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コメント

風情さん☆
私もキングスマンらしさはどこへ?と思って少々ガッカリしました。
怪僧ラスプーチンは衝撃に人物像でしたが、これ史実に基づいているのですね?私西洋史からっきしなので、あとで調べてびっくりしました。
そのあとヒトラーまで出してくると、無理もあるでしょうし、もう収集つかなくなるのでは?って思いますね。

コメント感謝です♪

実在する人物、事例に準えてしまったことで、前シリーズのポップ感というか、バカバカしさといったものが、霧消してしまいレトロな雰囲気を漂わせただけの普通のスパイアクションになってしまったの印象が強くあります。
「 キングスマン 」 という冠を取っ払って、単体の作品としていれば、これはこれで十分にオモシロいんですけどね。
本を読む限りじゃあラスプーチンは、言われているほど悪い人物じゃあないんですよね… ただ酒と女性がことのほか好きだったことと、セリフにもあったようにポコ〇ンが以上なまでにデカいらしいです。 それがホルマリン漬けで保存してあるってぇいうから、これまたある意味スゲェなぁと♪ (゚▽゚)v

明けましておめでとうございます。本年も変わらずよろしくお願いします。
「キングスマン」は1作目が一番好きでしたが、こちらも「なんちゃって西洋史モノ」と見ればなかなか楽しめました。
おっしゃるように、歴史上の時系列や相関図では色々とおかしな部分もありますので、あくまで「なんちゃって」で楽しめば良いのかな、と感じた次第です。

ご訪問が遅くなって誠に申し訳ございません。

あけまして、おめでとうです。
今年も見捨てずに仲良くしてやってください。

正直なところ、この監督さんの場合、どの作品もシリーズ 1 作目が集大成的なところがあるんですよねぇ。
なんちゃって西洋史や、今までの 「 らしさ 」 が薄まっていたの印象が強くあれど、おっしゃる通りこれはこれで十分にオモシロくあったんで、その辺はそんな感じってぇところです。
もし続編をつくるのであれば、あとひとりくらい濃い目のキャラが出てくれば、観に行くかなぁですかねぇ♪ (゚▽゚)v

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