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2021年10月 3日 (日)

TOVE / トーベ

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 フィンランド & スウェーデン
 ドラマ & 伝記
 監督 : ザイダ・バリルート
 出演 : アルマ・ポウスティ
      クリスタ・コソネン
      シャンティ・ローニー
      ヨアンナ・ハールッティ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1944 年、第 2 次世界大戦末期のフィンランド。トーベ・ヤンソンは防空壕で子供たちに語った物語から、ムーミンの世界を創り出していく。 ヘルシンキにあるアトリエで暮らし始めた彼女は、自身の芸術性と美術界の潮流にギャップを感じていたが、恋をしたり、パーティーを楽しんだりしていた。 ある日、彼女は舞台監督のヴィヴィカ・バンドレルに出会う。
 
 「 ムーミン 」 シリーズの原作者 トーベ・ヤンソン の伝記もの。 子供のころから幾度となく原作を読んではいるけれども、どちらかと言えば平成版のアニメシリーズの方が好き。 まぁその辺のことはどうでもイイとして、好きなワリには原作者 トーベ・ヤンソン のことを何も知らないんで、その人となりと 「 ムーミン 」 創作秘話を知るにはイイ機会でもあるってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 「 ムーミン 」 は哲学的で淡々とした作風だから、原作者の トーベ・ヤンソン女史 も北欧らしくムダのないスマートな人となりなのかと思いきや、同じ芸術家の親父さんに対しての確執と画家としての挫折で鬱屈とし、さらにそこに不倫に同性愛によるドロドロとした生活を送ったようで、その作風とは裏腹にかなり破天荒な人だったのにはいささかビックリ。 そう考えると 「 世界でいちばん最後の竜 」 のエピに登場する竜を トーベ女史 に見立てれば本作で説明されたように 「 なるほど通ずるところあるのかも知れねぇ。 」 と思えなくも。
 トフスラン と ビフスラン が、トーベ女史自身 と同性愛関係にあった ヴィヴィカ、不倫相手が スナフキン のモデルという経緯がとても興味深い。 最後のパートナーとなる トゥーリッキ は名前からしても見た目からしても間違いなく トゥーティッキ だろう。
ほかにも数々の挿絵の行なんかも観ていて心躍らされる。 取り分けてムーミン谷の地図、 トフスラン と ビフスラン が 飛行おに から盗んだルビーのエピとか モラン の挿絵なんかは観ているだけで最高。
 そんなこんなで、オレはフェミニストってぇワケでも自由主義でもねぇんで、このような生き方に共感はしにくいところでもあるし、「 ムーミン 」 のそのものを期待すると痛ぇ目を見るんで、有名作家の生涯に興味がなけりゃあってぇところかな。
 
 主役 アルマ・ポウスティ はトーベ・ヤンソン女史にけっこう似てたな。 この女優さんはじめて拝顔なのだけれども数年前に公開され TV アニメ版と違う趣に少々ガッカリした記憶のある 「 劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス 」 で CV をつとめていたらしい。
てか、日本語吹き替え版を観たこと今のいま思い出した…。

 

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