« 乃木坂46 【 嗚呼~、かずみん… (PД`q。) 】 | トップページ | 食人雪男 »

2021年9月18日 (土)

アイダよ、何処へ?

376301_02_01_02
 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
 ドラマ & 戦争
 監督 : ヤスミラ・ジュバニッチ
 出演 : ヤスナ・ジュリチッチ
      イズディン・バイロヴィッチ
      ボリス・イサコヴィッチ
      ヨハン・ヘルデンベルグ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下の 1995 年、セルビア人勢力に占拠された東部の町スレブレニツァ。
国連平和維持軍の通訳として働くアイダは、勤務中に重要な情報を知る。
セルビア人勢力が基地にまで迫る中、アイダは助けを求めて押し寄せる同胞や家族を守ろうと奔走する。
 
ボスニア、コソボ、サラエボといった旧ユーゴスラビア解体における紛争ものは久々の気がする。
第 73 回アカデミー賞の国際長編映画賞ノミネートとされたとあっては期待が持てるってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
 旧ユーゴスラビア解体に伴う紛争というとコソボ紛争が真っ先に頭に浮かぶけれども、本作を観るまでセルビア人によるボスニアのイスラム系男性の大粛清が行われ、戦後ヨーロッパ史上最悪の出来事と言われる 「 スレブレニツァ・ジェノサイド 」 があったことをすっかり忘れていた… あれだけ派手にドンパチやり合い、連日報道されてたのに 20 年も経つとこうも記憶が薄れてしまうもんかね。
 それはそれとして、国連軍の通訳として働くアイダは立場を利用してセルビア軍から家族全員を国連軍の庇護下においてもらおうと奔走する姿は真に迫っていて助けてやりたくあるけれども、なれど国連軍という立場で見れば、あの場合一部の人を優遇すれば残りの何万人も同じように扱わねばならなくなり、すると規律は乱れ、果ては暴動が起きる危険性があるゆえ、どういう結果を迎えるのか分かっていても突き放さざるを得ないワケだから一時の感情だけで批判めいたことは言えず… あの状況下で何が正しい判断だったのかは解ることはないことと思う。 ただ、ジェノサイドを防げなかった結果だけを見れば国連軍の足並みの悪さ、限界は解った気がする。
 
 スレブレニツァ・ジェノサイドに限らず、アメリカ同時多発テロ事件やアイルランドの IRA のテロ活動が鳴りを潜め始めたのも同じ 20 年前なんじゃあねぇかな。 幸いなことに民族、宗教間での紛争に縁遠くある日本人的考えではあるけれども、今になって思うと一連の出来事っていったい何だったのだろうか? と思わざるを得ない。

« 乃木坂46 【 嗚呼~、かずみん… (PД`q。) 】 | トップページ | 食人雪男 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 乃木坂46 【 嗚呼~、かずみん… (PД`q。) 】 | トップページ | 食人雪男 »