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2021年9月 4日 (土)

テーラー 人生の仕立て屋

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 ギリシャ & ドイツ & ベルギー
 コメディ & ドラマ
 監督 : ソニア・リザ・ケンターマン
 出演 : ディミトリス・イメロス
      タミラ・クリエヴァ
      タナシス・パパヨルギウ
      スタシス・スタムラカトス
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 ニコスと父親は、アテネで 36 年間高級スーツの仕立て屋を営んできたが、不況のあおりを受けて銀行に店を差し押さえられてしまい、そのショックで父親が倒れたため、ニコスは手作りの屋台を引いて、移動式の仕立て屋をすることを思いつく。
客足は遠のく一方だったが、ある日彼はウエディングドレスの注文を受け、初めて女性服の仕立てに取り組む。
 
 いまいちパっとしない不器用な主人公が、出会いを通じて人生一発逆転をなすコメディは好物なところでもあれば、舞台となるギリシャの青い海と空、白い街並みの綺麗な景色も楽しみたい、そして何より大きくハズレることもなさそう、そんなワケで観終わってホッコリできればってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 冒頭から思いのほか言葉数が少ないことで、難解不条理な SF 作品を観ているような気させられもすれば、登場人物の立場や表情から心のあり様を慮らなければならないぶん、良く言えば小津安二郎監督作品に通じてなくもない。
紆余曲折を経てみんながみんな、丸く収まって大団円の期待に反して、そうとはならずのビターテイストだったのは以外性があり、それなりに深みも余韻もあれど、これといって響くもの無し…。
 生活音や足踏みミシンや裁断のリズミカルな音は耳に心地がヨカッタのに、ミシンが無いところでも足でリズムをとっていて、職業病みたいなニュアンスだったのだろうけれども、幾度となくそのシーンを繰り返されると、もはやただの貧乏ゆすりにしか見えず… 悪く言えば PTSD の人かと思えてくる。 また BGM も急に不穏な曲調のものが流れたりと、予告等から醸し出される穏やかな雰囲気とは裏腹にとかく気持ちがザワつかされる作品だった。
 
 スーツからウェディングドレスへのシフトチェンジはオモシロくあれど、それが活かされていたか? と問われれば、それほど
活かされていたようには思えず。 まぁこれはオレが男だからなのだろう、普通にスーツの方が魅力的だったんだけどなぁ。
青い屋根、白い壁の家並みは同じギリシャでもエーゲ海沿岸の景色であって、アテネは普通の街並みなのね。

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