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2021年8月22日 (日)

孤狼の血 LEVEL2

Level2
 日本
 ドラマ & 犯罪 & 任侠・ヤクザ
 監督 : 白石和彌
 出演 : 松坂桃李
      鈴木亮平
      村上虹郎
      西野七瀬
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。
しかし、上林組組長の上林成浩が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。
上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく。
 
 前作がすこぶるオモシロかったから本作に前作以上のオモシロさと熱さを期待しているが大前提として、今回はそこに大ファンである乃木坂46 の元メンバーだった なぁちゃん ( 西野七瀬 ) の女優としての姿を観たくもありってぇことで、いろいろと大きく期待している作品なんで、張り切って観に行ってきた。
 
 エグさとバイオレンスを強めたゆえに前作のような臭い立つような人間ドラマが弱まった印象を受ける。
冒頭のピアノ講師殺人も何時の世もなんの関係のない堅気に手を出す、それが殺人となれば、組を上げて上林を狙うところを何もできず、逆に血祭りにあげられる行を観ていると、もはやヤクザの所業ではなくただの快楽殺人にしか見えず、要は今作のためだけに作り出された狂暴さだけが取り柄の武闘派のいかにもな上林のキャラ頼みなんだよね。
 日岡にしたってなにも前任者の大上をやり方を踏襲するこたぁねぇ気もする。 暴力しかない武闘派は遅かれ早かれ潰されるんだし、吉田や溝口の存在が示すようにビジネス主体なんだから、国立大出を活かしてスマートに立ち回るべき、要はすべてにおいて 【 政治力 】 だと思うんだよね。 それを踏まえて考えるに日岡と組に外堀を埋められ、内部を切り崩されたことで、二進も三進もいかなくなった上林が逆襲に出て、本来の狂暴性を発揮する。 上林に肩入れするも結局のところ日岡が正しかったみたいな流れの方がオモシロかった気がしなくも… ただただ、狂暴さだけの一点突破だけじゃあねぇ…。
とまぁ、前作同様にヤリ過ぎ感はあったものの本作は本作で、チンタや公安の存在のおかげでオモシロかったから OK かなぁと。
 
 松坂桃李、鈴木亮平のふたりはもちろんヨカッタけど、やっぱりチンタ役の村上虹郎に尽きる。
あとは公安の瀬島の奥さん役に宮崎美子を置いたことだよね、これで瀬島の怪しさは半減以上だし、結局この奥さんもそっち側の人ってぇことでしょ、この辺の巧さと妙たるやだよ。
フニャフニャしたしゃべり方でとかく語尾に 「 ぁぃぅぇぉ 」 と小さな母音が付きがちの、お目当ての なぁちゃん ( 西野七瀬 ) 、ガンバっていたのは解るけれどもやっぱりフニャフニャしてて、今回のような役柄には向てないというか、まだ早いというかの印象。
まぁ、いろんな役柄にチャレンジすることはイイことだからガンバって欲しい。

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コメント

こんにちは。
「LEVEL2」というだけに、前作とはLEVELが違った作品でしたが、それはそれで本作も面白かったですね。
書いていらっしゃるように、宮崎美子の配役は絶妙だったと思います。ありゃあ、信じちゃうっていうか、当たり前として受け入れてしまいますよねぇ。本当は、中村梅雀が捜査本部の事件看板の前で記念撮影する描写を見た時から、あいつ胡散臭せぇ、と思わなくちゃいけなかったのに、私。

西野七瀬って、弊ブログでも書きましたが、私のママ友にそっくりなんですよ。
でも水商売の「ママ」って感じじゃないんだよね。「チイママ」って感じ。

コメント感謝です♪

俳優さんのテンプレ化ってあまり好きではないんですが、時として今回の宮崎美子の場合もあるから、一概にテンプレ化も否定できねぇなぁと思わされました。 ホント普通、善側の人となんの疑いもなくスっと受けれちゃってますもんね。

マジっすか!
ママ友さん なぁちゃん に似てるんすかッ!?
彼女も今でこそ柔らかい感じのメイクですが、デビュー当時は若干ギャル系メイクだったんで、今回の派手なメイクに懐かしさを覚えました。
そうですねぇ、フニャフニャしたしゃべり方をなおせばもうひと段階上に行けるのでは? と期待してます♪ (゚▽゚)v

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