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2021年8月21日 (土)

恋の病 ~ 潔癖なふたりのビフォーアフター ~

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 台湾
 ロマンス & コメディ
 監督 : リャオ・ミンイー
 出演 : ニッキ―・シエ
      リン・ボーホン
      チャン・シャオファイ
      
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 翻訳業で生計を立てる青年ボーチンは、極端な潔癖症で普通の社会生活が送れず、周囲から “ 偏人 ” 扱いされていた。
ある日電車に乗っていると、自分と同じく防塵服に手袋、マスクを着けた女性ジンと出会う。 彼女も重度の潔癖症で、さらに窃盗癖まで持ち合わせていたが、他人と分かり合えず疎外感を抱えた二人は交際を始める。 ジンはボーチンの苦手なタイピングが得意で、互いのことをカバーできる理想の関係だったが、彼の潔癖症が解消されたことで二人はすれ違っていく。
 
 作品にもよるけれど、基本的に成人による極めて特殊なシチュエーションのラブコメはあまり得意ではない。
だもんで本来であれば、本作なんかは高い確率でスルー作品なんだけれども、予告トレーラーを観る限りじゃオモシロそうだし、大好物の台湾映画だし、今年はここまで個人的に台湾映画の当たり年だしなんで、それならば観ないで後悔するより、観て後悔するかってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 思いのほかどこでもマスクを外す、ゴミが散らかる薄汚い路地裏に入り込む、長時間外気にふれると発疹が出ると言いながらも長時間労働かつ、人前で裸となる絵画モデルを仕事としている、挙句の果ては盗癖だからと万引きしたりと、極度の強迫性障害 ( 潔癖症 ) といっているワリにはこの辺の設定の甘さが目立つうえに、狙い過ぎたポップでファンタジックなつくりにいまいちノリ切れず…。
 ボーチン視点で語られていた物語もボーチンの潔癖症が治った中盤以降、それまでのポップさとは打って変わり、かなり現実味のあるビターテイストなジン目線へと味変。 オチをどう捉えるかで物語がいろいろと変わってくるとと思う。
最終盤の鬱展開だけを切り取って観ればラブコメの皮を被った 【 ホラー 】 だなぁと。 そうだねぇ、散々打ちごろの高めのボールを投げて来て最後は際どいところに変化球を放り込まれ、見逃しの三振を喫しモヤモヤっといったところではあるものの、この極端に激しい落差は間違いなくインパクト大。
 
 潔癖症が治ったことで、世界が広がったということで、それまでスマホの画面サイズの狭かった画角がスクリーンサイズに広がる演出は予想通りではあったものの、工夫と遊び心が感じられてヨカッタ。
ニッキー・シエなる女優さん、菅野美穂だったかな? に似てるなぁと思ったんだけれども、画像検索をする全然似てなかった。
どちらかといえば、浅田真央似だった。

 

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