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2021年7月11日 (日)

ライトハウス

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 アメリカ
 サスペンス & ドラマ & ミステリー
 監督 : ロバート・エガース
 出演 : ウィレム・デフォー
      ロバート・パティンソン
      
      
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1890 年代、アメリカ・ニューイングランドの孤島に灯台守としてベテランのトーマス・ウェイクと経験のない若者イーフレイム・ウィンズローがやって来る。 彼らは 4 週間にわたって灯台と島の管理を任されていたが、相性が悪く初日からぶつかり合っていた。
険悪な空気が漂う中、嵐がやってきて二人は島から出ることができなくなってしまう。 外部から隔絶された状況で過ごすうちに、二人は狂気と幻覚にとらわれていく。
 
 ウィレム・デフォー、灯台、スリラー、モノクロ、実話ベース、ふたり芝居と、これだけそそられる要素が揃う作品はそうあるもんじゃあない。 しかも 18 年の個人的ベスト映画で 1 位 とした 「 A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー 」 や 「 ミッドサマー 」 の 【 A24 】 制作作品となれば、かなりの確率で間違いは無ぇことと思われる。 例えハズレであったとしても、ウィレム・デフォーを観られて、不穏な雰囲気が楽しめりゃあってなぁ感じで、張り切って観に行ってきた。
 
 灯台守の日誌から着想を得たとあるから、 「 月刊ムー 」 あたりで紹介されている 【 アイリーン・モア灯台失踪事件 】 が元ネタかと思いきや、どこかで聞いた記憶がなくもない 【 スモールズ灯台事件 】 が元ネタとのこと。
まぁそれはそれとして、正直なところ終始ウェイクとウィンスロウのどちらが狂っているのか? はたまた二人そろって狂っているのか? の判断がつかない不安定で禍々しい空気感は圧巻のひとこと。 とは言え正直なところ話がよく解らない。 だもんで帰って調べてみれば、何でも 「 プロメテウスの火 」 を含むいくつかのギリシア神話を描いているとのこと。 まぁギリシア神話 = 【 聖闘士星矢 】 に直結と全くの無知でしかねぇから、情けねぇことに解ったところで 「 なるほどねぇ 」 程度の感想しか出てこず。
 どちらかと言えば狂気、錯乱のなかで描かれる 【 問わず語りのひとり語り 】 的なつくり、取り分けてウィンスロウが最後にレンズを見て発狂する行に 「 クトゥルフ神話 」 のH・P・ラブクラフトぽさを強く感じた。 人魚の行からして 「 ダゴン 」 や 「 インスマスを覆う影 」 を彷彿させられるからなおさら。
まぁ早いはなし、以前観た 「 エコール 」 という作品のように数年に一度の割合で、【 よく解らねぇんだけれども、強烈に惹かれる 】 作品に出合うことがあり、本作はその中のひとつといったところ。
 
 「 永遠の門 ゴッホの見た未来 」 の時とはまた違った狂気を演じる ウィレム・デフォー はマジでスゲぇとしか言いようがない。
ホントこの人はシリアス、悪人に間抜けと守備範囲の広さたるやだよ。
前述の「 A GHOST STORY 」 同様に画角が正方形というあたりと、不穏さをさらに掻き立てる灯台の霧笛の妙味も最高にヨカッタ。

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