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2021年6月12日 (土)

クローブヒッチ・キラー

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 アメリカ
 サスペンス & ドラマ & ミステリー
 監督 : ダンカン・スキルズ
 出演 : チャーリー・プラマー
      ディラン・マクダーモット
      サマンサ・マシス
      マディセン・ベイティ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 敬虔な人々が多い田舎町に暮らす 16 歳の少年タイラーは、ある日父親ドンの小屋に忍び込み、猟奇的なポルノや異様なポラロイド写真を見つける。 不審に思った彼は調べを進める中で、ボーイスカウトの団長を務め周囲からの信頼も厚い父が、10 年前に起きた未解決の 「 巻き結び連続殺人事件 」 の犯人ではないかと疑念を抱く。 タイラーは同じ事件を追う少女カッシと共に真相を探り始める。
 
 予告トレーラーを観て、どことなく トマス・ H ・クック の小説の雰囲気を醸し出してなくもで、何にせよどこを切り取ってもオレの好みな感じだし、 衝撃の真実も気になれば、前評判も良さげとあってかなり興味を刺激されまくり。
何にせよ単館系のこの手の作品もなんか久々な気がするんで、とにもかくにもいつも以上に張り切って観に行ってきた。
 
 片田舎の決して貧しくはないけれどもあまり裕福ではない敬虔なキリスト教信者の家族、ボーイスカウトの背景は先の トマス・ H ・クック というよりも、スティーヴン・キングの趣といった感じ。 何にせよ終始まとわり付く疑惑と緊張感はふたりに共通して強烈。
また前半と後半で視点の入れ替わりや、犯人捜し云々ではなく、身近な存在に疑念を抱いてしまった思春期の心の葛藤、父との関係がゆっくりと確実に崩れてい行く様を淡々と描く作りは派手さは皆無も見応えがあり、期待した以上にオモシロい作品だった。
 犠牲や秘匿という負担は避けられないものの、家族と日常を守り、すべてが丸く収まるオチのつけ方はあれ以外の方法はないだろうから納得だし、ラストのタイラーのセリフもいろいろと深い。
納得しつつもどこかにモヤっとしたものを残す終わり方は 「 サマー・オブ・84 」 同様、こういう終わり方が流行っているのだろうか?
 とまぁ、作品に関してはそれほど文句は無ぇんだけどさぁ… 何を思って 「 結び目 ( クローブヒッチ ) の謎を解け 」 のキャッチコピーを付けたのだろうか? ネタバレになるけれども、結び目が解決の糸口なるなんて一言も言ってなかったように思うんだどさぁ…。
こういう無意味な煽りはやめてもらいてぇものである。
 
 母親役のサマンサ・マシスだけど、すっげぇ久々に観た気がするんで彼女の出演作をチェックししたら、 「 ブロークン・アロー 」 以来だってさ… と思いきや大ヒットドラマ 「 LOST 」 にゲスト出演してたらしい… 全シーズン観たけど全然気づかなかったぜ…。
ヴェネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞しだけあってチャーリー・プラマーの存在が光るね。 ただなんだろうか? 日本や韓国に限らず、ハイウッドの若手俳優のほとんどが 【 草食系 】 の優男タイプが目立ち、逆にひと昔で言えば リバー・フェニックス とか コリー・フェルドマン のような 【 悪ガキ系 】 が見受けられなくなったような気がする…。

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