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2021年5月30日 (日)

ローズメイカー 奇跡のバラ

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 フランス
 ドラマ & コメディ
 監督 : ピエール・ピノー
 出演 : カトリーヌ・フロ
      メラン・オメルタ
      マリー・プチョー
      オリヴィア・コート
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 フランスの郊外で、父が遺した小さなバラ園を切り盛りするエヴ。 優秀なバラ育種家として活躍していた彼女だったが、バラ園は倒産寸前で人を雇う余裕もない。 やむを得ず職業訓練所から 3 人のスタッフを派遣してもらうが、バラの知識など皆無の彼らは足手まといになるだけ。 そんな中でエヴは新種のバラの交配を考案し、翌年に開催されるバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑もうとする。
 
 お気に入りの女優さんのひとりであるカトリーヌ・フロ主演の本作が延期になることなく無事予定通りに公開されまずは一安心。
まぁ、正直なところ毎年ヒヤシンスの球根を植えるだけ、買ってきた鉢植えのスズランの株が増えたと喜ぶ程度にしか、園芸に対して興味がない無粋者なんだけれども、この陽気のイイ時期にキレイなバラの花を愛でるのも一興ってぇことで張り切って観に行ってきた。
 
 倒産寸前のバラ園を再生すべく奮闘する経営者のエヴとその仲間たち、紆余曲折を経て最後に一発逆転満塁ホームランの筋立ては、よほどのことがない限りまぁほぼほぼハズレなしで、本作もそれに漏れずの安牌のオモシロい作品だったし、綺麗なバラを咲かせるためにエヴとそのライバルのバラ園園主の手口がことのほか汚れてるという皮肉はフランスぽさといったところ。
欲を言えば、嗅覚に優れ愛情に飢える前科持ちのフレッド以外の残りのふたりの従業員のキャラの掘り下げが薄くあったのが残念というか、物足りなく思うというか。
 色や花弁の形や枚数に工夫を凝らして新種を育てるというのは解る話ではある。 これが香りとなるとバラの香りの向こうにさらに、やれパイナップルだ、やれバニラだ、挙句の果ては革のニオイがすると、これまたいろいろと工夫が凝らされているらしいんだけれども、園芸に対して全くの無知であるオレからすれば、最近よく耳にする 「 桃の味がするリンゴ 」 と同様に 「 何の意味が? 」 と疑問符が。
それに花も美術品同様に一部の人によっては愛でるという純粋なものではなく、ビジネスになってしまっている辺りに仕方のないことと思いつつも、なんかさもしくあるなぁと。 まぁ何にせよ、バラも人も十人十色ってぇことなのだろう。
 
 ご贔屓の女優さんのカトリーヌ・フロはエレガントさカワイらしさの中にも破天荒さとか唯我独尊的なもの滲ませる役柄を演らせるとホントに巧い。 本作でも希少種のバラが購入不可ならば、盗めばイイじゃんに直結するあたりが笑えるし怖い。
アンドレ・デュソリエと共演したアガサ・クリスティーの 「 奥さまは名探偵 」 シリーズをまたやってくんねぇかな。

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