« 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~ 1 期生ライブ ~ | トップページ | 銭湯潮流 【 帝国湯 : 荒川区 】 »

2021年4月 3日 (土)

ブータン 山の教室

373719_02_01_02
 ブータン
 ドラマ
 監督 : パオ・チョニン・ドルジ
 出演 : シェラップ・ドルジ
      ウゲン・ノルブ・へンドゥップ
      ケルドン・ハモ・グルン
      ペム・ザム
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 ある日、教師のウゲンは、ブータン王国で最も辺境の地であるルナナ村に転任するよう告げられる。
彼はオーストラリアに行ってミュージシャンになりたいという夢を持っていたが仕方なく承諾し、 1 週間以上かけてようやくルナナ村に到着する。 当初は電気もトイレットペーパーもない場所での生活を不安に思っていたウゲンだったが、次第に村になじんでいく。
 
 単館系映画館の老舗中の老舗の岩波ホール、良くも悪くも文科省推薦となればまず優良作品であることに間違いないところ。
それに 「ザ・カップ / 夢のアンテナ」 以来実に 20 年ぶりとなるブータン映画だし、行ってみたい国のひとつでもあるしで、惹かれるところが大きく、公開を楽しみにしていた作品ってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 他に夢があるから教師という職業にそれほど魅力も希望も持っていないウゲンが、標高約 5000 m のブータンでも僻地中の僻地にある学校に赴任し、そこで学ぶことに喜びを感じる子供たちや、村の大人たちとの交流を経て、いち教師としてだけではなく人としてもひと皮もふた皮もむけて大きく成長する云々は、もぅベタ中のベタな展開ではあるものの、ブータンの壮大できれいな景色の相乗効果も手伝って爽やかな感動に包まれては、さすがは岩波ホール作品 & 文科省推薦の良識作といったところ。
 近代化の波で都会に住む人たちの考え方が、良しにつけ悪いにつけ変わってきた様や、都会以外の場所では教育を当たり前のように享受できない実情なんかも描いて、この辺は青年の成長譚以上に見応えがある。 取り分けて村長をはじめ村人全員の心の中にある 「 先生は未来に触れることができる 」 の教師に対する尊敬の念を観ると、今の日本の教師と生徒の関係を思うとすげぇ複雑な気持ちになる… 何にせよ響くセリフである。 ネタバレになるけれども、夢は叶ったけれども、思ったほどに大きな喜びはなし… 想い返すは山の学校の日々のラストが静かな余韻を残してくれる。
 
 学級委員長のペム・ザムが健気でおしゃまさんで聡明、何より美少女で見た目もキャラも映えまくってるから、主人公のウゲン先生を見事なまでに食っちゃってる。 学校の女の子みんな美少女で、ほぼほぼ女子校状態なもんだから唯一の男子生徒の子が何かうらやましく思えてくる。 そう言った意味では教室で飼われているヤクのノルブの存在も光る。
 ブータン映画ではないけれどもブータンと 【 喜び 】 絡みということで、 02 年に横浜で行われた W杯の決勝戦のブラジル vs ドイツの約 6 時間前に行われたアジアの小国ブータン vs カリブの孤島モントセラトもう一つの決勝戦の模様を追った 「 アザー・ファイナル 」 もお薦めなんで紹介したしだい。

« 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~ 1 期生ライブ ~ | トップページ | 銭湯潮流 【 帝国湯 : 荒川区 】 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~ 1 期生ライブ ~ | トップページ | 銭湯潮流 【 帝国湯 : 荒川区 】 »