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2021年4月10日 (土)

ザ・スイッチ

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 アメリカ
 ホラー & コメディ
 監督 : クリストファー・ランドン
 出演 : ヴィンス・ヴォーン
      キャスリン・ニュートン
      ケイティ・フィナーラン
      セレスト・オコナー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 さえない毎日を送る地味な女子高生ミリーは、指名手配中の連続殺人鬼ブッチャーに襲われ鋭利な凶器で突き刺されてしまう。
やがて彼女が意識を取り戻すと、なんと中年男のブッチャーと体が入れ替わっていた。 24 時間以内に入れ替わりを解かないと一生元の姿に戻れなくなるミリーは、自分の体を取り戻すため、女子高生姿で大量殺人を企てるブッチャーに立ち向かう。
 
 観たいと思わせる目ぼしい作品が見当たらず… そんな中、監督が 「 パラノーマル・アクティビティ 」 シリーズ全 6 作中 4 作で監督をつとめたクリストファー・ランドン監督の本作を発見。 正直なところ期待させるものはあまりねぇけれども、そこそこ笑えそうではあるんで、そんなに期待せず 【 お手軽ホラー 】 と捉えて、結果オモシロかったで終われれば儲けもんってなあ心持ち で、取り合えず観に行ってきた。
 
 中身は女子高生も外見はジャック・ブラックのように中身と外見の差が激しい入れ替わりネタは 「 ジュマンジ 」 が 記憶に新しくもあれば、このネタ自体使い古されてるもんだから新鮮味は皆無… なれど、冒頭から思いっきり 「 13 日の金曜日 」 のパクりから始まり、話が進むにつれて 「 プロムナイト 」 や 「 ハロウィン 」 の色が出てくるわ、さらにちょいちょいワンカットのちょっとした演出でも 「 チャイルドプレイ 」 に 「 エルム街の悪夢 」 といった古き良き 80 年代の名作ホラーのパクリ… オマージュが随所に織り込まれていて、この辺は観ていてすげぇ楽しくあった。
 また、いい感じにゴア描写もあれば、前半とは打って変わってのドタバタコメディに笑えもでき、家族愛に成長譚、そしてロマンスありと激安スーパーの袋詰め放題状態。 なんだけれども、そのどれもが袋からこぼれ落ちることなく、バランスよく鍋に納まって美味いちゃんこ鍋として完成してるから見事だなぁと。 主人公ミリーの周りは黒人、ゲイと昨今テーマになっている多様性は解るとしても、殺された人すべてが白人ってぇところに少なからず昨今の人種差別問題的なものをと思わなくも。
まぁそんなこんなで、端から期待していなかった故に良く見えたってぇのも無きにしも非ずではあることは否めないものの、それでも本作は思いのほかの良作といったところ。
 
 クリストファー・ランドン監督作品は 「 パラノーマル・アクティビティ 」 シリーズしか観たことねぇんでよく解らんところだけれども、 【 静 】 の 「 パラノーマル~ 」 とは真逆の 【 動 】 の本作との対比が個人的には印象的。
殺人鬼ブッチャー役のヴィンス・ヴォーンの女子高生時がキモ微笑ましくあるし、彼氏の子もよくあの状態でそういう気持ちになるなぁと感心させられる。 アラン・ラック、久々に目にしたけど、相変わらずイヤミな役柄だったな…。

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