« ジャスト6.5 闘いの証 | トップページ | 聖なる犯罪者 »

2021年1月23日 (土)

夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者

2010210000010
 日本
 アニメ & ファンタジー & ドラマ
 監督 : 伊藤秀樹
 出演 : ( 声の出演 )
      神谷浩史
      井上和彦
      金元寿子
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 夏目貴志が森の中で出会った小さな妖怪・ミツミは、祠で眠る妖怪・岩鉄を起こす 「 石起こし 」 の役を任されていた。
しかし褒美の酒をめぐって、ニャンコ先生やほかの妖怪が役目を横取りしようと動き出す。
 夏目の友人・田沼要を毎日のように訪ねる不思議な客人が、妖怪であることに気付いた夏目は不安を抱く。
一方の田沼は夏目の心配をよそに妖怪との交流を楽しむが、次第に体調が悪化してしまう。
 
 「 ~うつせみに結ぶ~ 」 から 2 年、大人気アニメ 「 夏目友人帳 」 の劇場版の 第 2 弾!
正直なところ第 2 弾が、公開されるなんてまったくもって思ってもいなければ、期待もしてなかったんでうれしい大誤算。
そんなワケで、期せずしてもらったお年玉にちょい浮かれ気味の心持のなか、 「 夏目友人帳 」 のホッコリした世界観と、ニャンコ先生の愛くるしさを堪能すべく、張り切って観に行ってきた。
 
 劇場公開用の長編、またはオリジナルストーリーかと思いきや、「 石起こし 」 「 怪しき来訪者 」 という原作のなかでも取り分けて人気の高いふたつのエピの特別上映とのことらしい。 ただそれをそれぞれ 30 分程度のTV 放映サイズでというところに、果たして劇場公開する必要性があるのか? わざわざ金を払ってまで観に行くまでもねぇのでは? そしてこれを映画として括るのも何か違うかなぁと思わなくもの疑問が多々。 それでも、本作は 【 絶対的にハズせないッ! 】 と強く思せる数少ない作品だもんでねぇ。
 「 石起こし 」 は小さく非力な妖怪が、夏目たちに手助けしてもらいながら恩に報いようと一生懸命にガンバるというもので、その健気なエピにいつものごとく我知らずのうちに涙を流し、最後のわちゃわちゃ感にホッコリさせられと、数あるエピのなかでも 【 最良 】 のひとつといったところ。
 もうひとつの 「 怪しき来訪者 」 は、田沼が親友である夏目に対して感じる劣等感というか追いつけない焦燥感、その田沼が夏目と同じものを共有ができたときの喜びといったものが、妖しの三篠 ( みすず ) の過去を交えて綴られていて、三者三葉の友を大事に想う気持ちがしんみりと伝わってきて、こちらも前者に劣らずの良エピ。
ホント、夏目は田沼をはじめとする人間、ニャンコ先生をはじめとする妖し共々イイ友人に恵まれてるなぁと羨ましく思えると同時に、これまたいつものごとく鑑賞後は心穏やかな気持ちに。
 
 前作のレビューでも書いたのだけれども、本作は劇場版だからだからといって何か特別なことをするのではなく、サントリーのウイスキー山崎の CM のように 「 何も足さない、 何も引かない 」 いつもの 「 夏目友人帳 」 を描くという姿勢がすばらしい。
これは製作側の原作 & オリジナルを大切にし、かつ本質を理解している証拠だろうね。
ただ残念なのは、ニャンコ先生が脇に徹して出番があまりなかったことと、ニャンコ先生グッズを買うのをど忘れしてしまったこと…。

« ジャスト6.5 闘いの証 | トップページ | 聖なる犯罪者 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ジャスト6.5 闘いの証 | トップページ | 聖なる犯罪者 »