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2021年1月16日 (土)

ウォーデン 消えた死刑囚

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 イラン
 サスペンス & ミステリー & ドラマ
 監督 : ニマ・ジャヴィディ
 出演 : ナヴィド・モハマドザデー
      パリナズ・イザディアール
      セタレ・ペシャニ
      
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1966 年、イラン南部。刑務所の所長を務めるヤヘド少佐は、空港建設のために囚人たちを新しい刑務所に移送して退去する任務を与えられる。 それほど困難な任務ではない上に遂行すれば大きな出世ができると考えていたヤヘドだったが、死刑囚の1人が行方不明になってしまう。ヤヘドは所内を徹底的に調べ上げることを決め、死刑囚を担当していた女性ソーシャルワーカーを呼び寄せる。 ひそかに思いを寄せていた彼女と死刑囚の足取りを追う中、自身の正義や良心を揺さぶる問題に直面する。
 
 コロナ禍が収束する気配を見せぬまま 21 年シーズンが開幕。
今年の映画初めは、久々となるイランのサスペンス作品。 イランのサスペンス作品は以外にも秀作 & 傑作が多くあり、本作もそれらに負けず劣らず、ヴェネチア国際映画祭をはじめとする多くの映画祭で、極めて高い評価を受けたうえに興行的にも大成功を収めたとあっては期待せずにはいらねぇし、シーズン一発目に持って来いってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 刑務所の引っ越し騒ぎに乗じて、冤罪の可能性があるひとりの死刑囚が姿をくらまし、大出世を目の前にする所長の陣頭指揮で、大捜索が開始されるも死刑囚は一向に見つからずのサスペンス劇は、それなりのミスリードはあるもののコレといった山場がなく、思いのほか淡々としてるうえに抜け感もあって、サスペンスとしてはやや物足りなさが残る。
 ワリと平気にあくどいことが出来、いろいろと後ろ暗いことが多々ある所長がしだいに人間性に目覚めて、最後は 【 良心 】 の声に従うというというあたりはヨカッタ。 ただねぇ、所長はあくまで刑務所の所長であって、下された判決に対してどうこう出来る立場になく、ただ職責を果たしてるにだけに過ぎないのだから、冤罪だから何とかしろと訴え出られたところで、一存でどうすることもできないワケで…何か意味もなくババ引かされた感じがしなくもで、ちょっと可哀そう…。
 まぁストーリーとしては期待したほどではなく、普通といったところなんだけれども、時代背景がイラン革命前ということもあってか、女性がチャドルではなくモダンな服装を身に着けている ( 高倉健さん主演の 「 ゴルゴ13 」 では女性が洋装だったっけ ) あたりや、勝手なイメージでイランというだけで雨が降っているというだけでスッゲェ新鮮に見えた。
所長役のナヴィド・モハマドザデーなる俳優さだけれども、ロバート・ダウニー・Jr に似ててけっこうカッコイイ。
 
 感染する人が 1000 人を超える日が続き、コロナ禍がまだ収束する気配を見せる気配は未だ感じられない中、 21年シーズンが開幕したワケだけれども、去年同様に今年もおそらく多くのハリウッドの話題作が公開延期になるであろうけれども、考え方によってはコレを機に今まで観る機会のなかった、国や単館系、ジャンルの作品に触れるイイ機会と捉えてもイイんじゃあねぇかなぁとも。

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