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2020年10月24日 (土)

靴ひも

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 イスラエル
 ドラマ
 監督 : ヤコブ・ゴールドヴァッサー
 出演 : ネヴォ・キムヒ
      ドヴ・グリックマン
      エヴェリン・ハゴエル
      ヤフィット・アスリン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 発達障害があるガディは母親の死によって、父親のルーベンと約 30 年ぶりに暮らすことになる。
明るく人なつこい性格のガディだが、決められた生活習慣を頑なに守ろうとする一面も併せ持っていた。
長い間息子と疎遠だったルーベンはガディへの接し方が分からず最初は困り果てていたが、父子は少しずつ打ち解けていく。
 
 予告トレーラーを観る限りじゃ何となく 「 レインマン 」 を思わさせるものがあったんで、きっとほのぼの感動系を楽しめるであろうの期待と、観ているようで実はアリ・フォルマン監督作品くらいしか観ていないイスラエル映画でもあるんで、なかなか観る機会が多くない国の作品を観るにはイイ機会でもあるし、イイか悪いかは別として文科省推薦のお墨付きでもあるってぇことで、張り切って観に行ってきた。
 
 息子の障害を受け入れられず、それを理由に家族を捨てたという自責の念は例え 30 年と言う時が経とうとも消えるはずもし、かと言って今さらどう息子と向き合えばイイのかも解らず、それゆえにガディに責め立てられカチンと来るも、何も言えずにの親父さんの心情ともどかしさでいっぱいの表情はとてもリアル。 それでも息子への愛情を再確認し、手前ぇでもそれと知らずに失った時間を埋めようとする姿に 「 やっぱり親子なんだよねぇ 」 と心地イイ感動。
 今までオレの周りに身体的にも精神的にも障害を持つ人がいなかったから当然、そういった人たちと接する機会もないけりゃ、接し方もよく解らない…解らないなりにいつも思うことは障害またはハンデのある人として受け入れて接したらイイのか? ということだったのだけれども、本作でのガディの 「 サポートが必要なだけ 」 のセリフになるほどと。
このフレーズは障害のある人、健常者の垣根を取っ払った誰にも当てはまり、今さらながらに目からウロコだったからここだけでも本作を観に行った価値があった。
 
 自分で靴ひもを結べることが自立への第一歩でもあり、出来なけりゃサポートしてもえりゃイイし、靴を履いたら外の世界に出りゃイイわけで、 「 靴ひも 」 ってぇタイトルが作品に見事なまでにマッチしていて実に素晴らしい。
 イランは以前からとして、ここ数年前からレバノンやパレスチナと中東の作品を目にする機会が増えたのに対して依然として同じ中東でも馴染みが薄くあったイスラエル映画だったけれども、なんか年末にはコメディ調の作品が控えているようで、ここに来て接する機会が増えたことは実によろこばしいことだ。

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