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2020年7月26日 (日)

プラド美術館 驚異のコレクション

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 イタリア & スペイン
 ドキュメンタリー & アート
 監督 : ヴァレーリア・パリージ
 出演 : ジェレミー・アイアンズ
      今井翼( 日本語吹き替え版 )
      
      
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 レコンキスタ ( 国土回復運動 ) が終えんを迎えたスペインは、イサベル女王が最初の1点を購入して以来、スペイン王室による芸術への援助は代々受け継がれ、 1868年に女王イサベル2世の治世が終わりを迎えるまで、圧倒的な経済力をバックに数々の美術品を収集してきた。 そして 1819年にプラド美術館がオープンし、 2019年に開館 200年を迎える。
 
 英国のナショナル・ギャラリー、フランスのルーブル美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、そしてオランダの国立美術館と世界的な美術館に関するドキュメンタリー作品を劇場で観てきたけれども、スぺインのプラド美術館となると、意外にも観ていなかったようで…と、言うよりも映画として初めて公開とのこと。 そらぁ~観た記憶などあろうハズもなし。
行きたくても簡単に行けるところではないから、せめて映画で世界の5 大、7 大美術館をコンプするのもオモシロかんめぇと、何より美術系のドキュメント作品が大好物ってぇことで、張り切って観に行って来た。
 
 プラド美術館の成り立ち、世界屈指の美術館と称される今に至るまでの歴史を語ってはいるものの 「 エルミタージュ美術館 美を守る宮殿 」 ほどにドラマチックな出来事に見舞われなかった…と言うよりもその辺をバッサリと省かれていたことで、美術館が持つ波乱万丈の歴史といったその辺のオモシロ味は皆無に等しく、ひたすらにただ淡々と長い歴史をかけて収蔵してきた絵画と、その歴史的背景の説明に費やされていて、開館 200年を迎えての PV の趣かなぁと。 まぁ、こっちとしても美術館の来歴だけが観たいワケではなく、収蔵されている多くの名画、傑作を観たくもあるからそれはそれで OK 。
 とは言うものの、取り上げられているそのほほとんどが、エル・グレコやベラスケス、そしてゴヤとオレがもっとも苦手とする宗教画だったりするもんだから、正直なところ勉強にはなるけど…といったところ。
そんなこなんで、同じ美術館ものならば、舞台裏を映し出した 「 パリ・ルーヴル美術館の秘密 」 や、改修工事のすったもんだで再開するまでに 10年の歳月がかかった顛末を追った 「 ようこそアムステルダム国立美術館へ 」 & 「 みんなのアムステルダム国立美術館へ 」 のようなものが、やっぱり好みであることが今さらながらに解った。
 
 時間の都合上、日本語吹き替え版を観たのだけれども、担当した今井翼くんが合ってなかったようにも…。
彼はスペインに造詣も馴染みも深いからキャスティングされたのはよく理解できるも、ジェレミー・アイアンズの吹き替えとなると声と見た目が一致せずで違和感を覚えた。 翼くん好きなだけに何かもったいない。
こういう場合は年相応の俳優さんとか、大塚明夫のようなベテラン声優さんに任せるべきではなかろうか?

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