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2020年7月25日 (土)

追龍

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 香港
 ドラマ & アクション & 犯罪
 監督 : バリー・ウォン
 出演 : ドニー・イェン
      アンディ・ラウ
      ケント・チェン
      フィリップ・クン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1960 年代、仕事を得ようと中国・潮州から香港にやって来たホーとその一味は、助っ人としてヤクザの争いに加わったことから警察に捕まってしまうが、ホーの人並み外れた腕っぷしの強さを気に入った警察署長のロックに助けられる。
やがてホーは麻薬売買で名を上げて黒社会の大物となり、恩義を感じているロックの窮地を助けるなど、敵対する立場ながら二人は固い友情で結ばれていく。
 
 アンディ・ラウとドニー・イェン、ご贔屓としいているふたりの香港大スターの共演、そして実録黒社会ものとなれば、これはもぅ、観ないワケにはいかねぇっしょッ! てか、これを観ずして何を観ろ! と言うのか?
そんなワケで、いつもよりテンションを 2 段階ほど上げて、張り切って観に行って来た。
 
 バリバリの英国支配下にあった混沌とした 60年代の香港を舞台に、当時の警察と黒社会の持ちつ持たれつの関係といった社会の仕組みのなか、それぞれの立場で成り上がった実在したふたりの男による友情劇 ( 菅原文太の 「 県警対組織暴力 」 を思い出す ) と闘争劇は激熱で見応えは十分以上。 また、冒頭の出入りのシーンでの飛び蹴りを真上から撮ったカメラワークのカッコ良さたるやだったし、魔窟九龍城砦、その頭上すれすれを飛行する旅客機の轟音と迫力の再現は見事で、オレが香港へ行ったときにはもう跡形もなく、どちらも目にすることができなかっただけにせめて一度だけでも目にしておきたかったという思いに。
 ホーとロック、それぞれの部下やチーム ( 名前ど忘れしちゃったけど、ファーだかフォーだかの伏線回収は見事! ) といった家族の話はそれぞれがキャラ立ちしていてオモシロかったのだけれども、これが本当の家族の話となると前妻の出来事や、いつの間にか結婚していた後妻さんといったあたりの顛末があまりにも唐突過ぎて、感情移入できず…と言うより、ちょいと置いてけぼりを食らう感じがしなくも…。
 
 鑑賞した新宿武蔵野館では 「 イップ・マン 完結 」 と本作、ドニー・イェン主演作 2本が上映中。
片や聖人君子の功夫の達人、片やヤクザ、そしてちょっと前には熱血教師役を演ってと、いつの間に広げた守備範囲にただただ感心するばかり。 オマケに秋には公開が延期されていた 「 ムーラン 」 が公開とここに来て絶好調も絶好調ってぇ感じだな。
アンディ・ラウの政治的駆け引きで勝ちを確信していて敢えて、敵に対して下手に出るあたりのヤラしさというか狡猾な振る舞いに超シビれる。 その腹心で優秀な番頭さん役のケント・チェンの存在も光る。 ホント、優秀な番頭さんは絶対的に必要だ!

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コメント

風情♪さん、こんにちは。
公開直後に鑑賞しつつなかなか感想を書けずやっとのことで感想をアップいたしましたー。
いやもう時代設定にまず心躍りますよね。
私など香港の風景観ているだけでうっとり状態の作品でした。
おっしゃる通り後妻さんの件はあ、あら?いつの間に?とビックリでしたね。
そのあたりのエピはカットされていたりするのでしょうかね??
ケント・チェンおじ、本作でも「葉問完結」でも良い味出してましたね。
主人公の横にそっと寄り添うケントおじ・・・大好きなバイプレーヤーです。

コメント感謝です♪

当時の香港を実際に見て感じて経験してるのがホント羨ましいです。
オレが行ったのは返還後だし、しかもそれから10年も経った香港ですからね。
ストーリーもオモシロかったですが、何と言ってもドニー・イェンとアンディ・ラウのご贔屓さんの共演につきます。
「 葉問 」 は一発目しか観てないからなぁ…なんか、この一発でもう十分と思ったのを今でも覚えてます…(^_^;ゞ

こんにちは!
豪華も豪華、超豪華な共演でした!
しかし二人とも年を取らないですね…
コロナもそうですし、政治的にもそうですし、楽しく香港を訪れられる日が来るのはいつのことなのでしょうか…?

コメント感謝です♪

政治的ならまだ、ムリしてでもまだ何とか行けそうな気がしないでもだけど、コロナとなると考えちゃいますよね。 行けたしても閑散とした観光地と言うのも味気ないですし…。
ホント、一時期のジャッキーもそうでしたけど、年を取った感を感じさせないってスゴイですよね。
ストーリーももちろんオモシロかったですが、何だかんだで本作はふたりの共演に尽きちゃいます♪ (゚▽゚)v

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