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2020年6月13日 (土)

デッド・ドント・ダイ

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 アメリカ
 コメディ & ホラー
 監督 : ジム・ジャームッシュ
 出演 : ビル・マーレイ
      アダム・ドライヴァー
      ティルダ・スウィントン
      スティーヴ・ブシェミ
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 ロバートソン署長、ピーターソン巡査、モリソン巡査が見守るのどかな田舎町センターヴィルで、死者が墓場から次々とよみがえる。 ゾンビは生前の活動に引き寄せられるように町をさまよい、時間を追うごとに増殖していた。
三人の警察官や葬儀屋のゼルダ、住民たちは、生き残りを懸けてゾンビの大群に立ち向かう。
 
 ジム・ジャームッシュ監督作品は、レンタルで初期の作品のいくつか、劇場に至っては 「 コーヒー & シガレッツ 」 を観た程度で、そのネームバリューほどに観たことがないのが正直なところ。 だもんで、普段ならばスルーしてしまいがちなところではあるんだけれども、アート色の濃いイメージの監督さんがコメディタッチのゾンビものを撮ったとなれば、その意外性が気にかかれもすれば、キャスティングの顔ぶれも極めて豪華に惹かれて、それならばと張り切って観に行って来た。
 
 ジョージ・A・ロメロ監督の 「 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 」 、古き良き時代のゾンビ映画の雰囲気を醸しつつも、徹頭徹尾ゆるくてぬるい展開のためゾンビ映画らしからぬゾンビ映画で、その独特なテンポと会話、数々の小ネタがオモシロくあったから、けっこう前のめりで観ていたのだけれども、終盤にさしかかるあたりから、監督が急にヤル気をなくしたのか? 知らんけども突然にちゃぶ台をひっくり返して放棄してしまったようで、終盤からラストにかけて 「 どういうこと? 」 状態 … そんなワケで、オモシロかったことはオモシロかったけどといったところ。
 生前に好きだったもの、固執していたものに対してゾンビとして蘇っても未だそれらにこだわるとった、ゾンビの行動原理が物質主義やら現代社会における人間の欲深さの表れのメッセージ性はそれなりに伝わった気もするし、感情を表に出すことなくただひたすらに淡々とゾンビの首を斬り落としていくピーターソン巡査のサイコパスっぷりなんかも現代病を表わしていなくもで、その辺はヨカッタのかなぁと。
 
 ビル・マーレイ、アダム・ドライヴァー、ティルダ・スウィントン、スティーヴ・ブシェミ、さらにダニー・グローヴァーにイギー・ポップ、そしてご贔屓のミュージシャンであるトム・ウェイツとキャストが無駄に豪華!
いろいろな意味で、モンスター、クリーチャーであったアダム・ドライヴァーとティルダ・スウィントンの存在が光る。

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