« ドクター ・ ドリトル | トップページ | 街中レッドリスト 番外編  【 もしかして激レア自販機 !? 】 その2 »

2020年6月27日 (土)

エジソンズ・ゲーム

370965_02_01_02
 アメリカ
 ドラマ & 伝記
 監督 : アルフォンソ・ゴメス=レホン
 出演 : ベネディクト・カンバーバッチ
      マイケル・シャノン
      ニコラス・ホルト
      トム・ホランド
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 19世紀のアメリカ。白熱電球を事業化した発明家のトーマス・エジソンは、大規模な送電には直流が適していると考えていた。
だが、実業家のジョージ・ウェスティングハウスは、交流の方が安価で遠くまで電気を送れるとして、交流式送電の実演会を開いて成功させる。それを知ったエジソンは、世論を誘導しようとする。
 
 発電送電システムの覇権を巡るエジソンとウェスティングハウス社との顛末はもちろんとして、歴史上いちばん好きな偉人で、エジソンが一方的にライバル視し、そのエジソンよりも天才と称される奇人ニコラ・テスラの活躍を是が非でも観たいってぇことで、張り切って観に行って来た。 余談として、この辺の顛末とニコラ・テスラの凄さとオモシロさがよく解る新戸雅章氏の 「 発明超人 ニコラ・テスラ 」 ( ちくま文庫 ) は超お薦め!
 
 送電システムの正当性と覇権を巡るウェスティングハウスとの対立を見ると、やっぱりエジソンは発明家としては超人だけれども、ビジネスマンとしての才能や気質は並みの上、ともすれば発明家としての気質や矜持が邪魔をして視野が狭く、手前ぇの正当性を示すために多くの動物実験を繰り返して無駄に命を奪ったりのネガティブキャンペを展開と、その人間性も疑いたくなるところも多く、海千山千のウェスティングハウス相手じゃ勝てるワケもなしがあらためてよく解る。
 エジソンは発明王として世界中の誰もが知る偉人中の偉人なだけに好感のもてる人物像として描かれているのかと思いきや、癇癪持ちで、手前ぇより実績のある奴、ありそうな奴を嫌い排除するという実際に語られている暗の人物像であったのは、全力でニコラ・テスラ派のオレとしては拍手だし、逆に悪く描かれそうなウェスティングハウスが、思いのほか実直で正義感をもってビジネスに取り組んでいる好人物で描かれている意外性というか、知りえなかったところでもあるから観ていて楽しくはあったけれども、これが総体的にオモシロかったかと問われれば、残念ながら期待したほどにはといったところ。
エジソンとニコラ・テスラのやり取りの中で、ニコラ・テスラが実験企画中のウォーデンクリフ・タワーの模型をエジソンがいじくりまわしているシーンにはゾクゾクさせられた。
 
 ファンの人には申しワケねぇけど、ベネディクト・カンバーバッチはあまり得意ではないこともあって、これといった印象に残ることはなかったかぁ。 対してマイケル・シャノンは悪役から、本作での人格者とかシリアスな役柄までとホント守備範囲が広い。 これでお人よしとか間抜けのコメディも行けば、末はウィレム・デフォーのような俳優さんになれるようなが気がする。
 余談として、イーサン・ホーク主演で、ニコラ・テスラの映画をやるらしい。 これは実に喜ばしい! 先のウォーデンクリフ・タワーでの実験やニューヨークを壊滅寸前まで追いやった実験の顛末、そして死後の出来事で都市伝説となっている 「 フィラデルフィア計画 」 と、ネタが豊富なだけにオモシロいに違いない。 今から楽しみだ!

« ドクター ・ ドリトル | トップページ | 街中レッドリスト 番外編  【 もしかして激レア自販機 !? 】 その2 »

劇場公開」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ドクター ・ ドリトル | トップページ | 街中レッドリスト 番外編  【 もしかして激レア自販機 !? 】 その2 »