ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
アメリカ
アクション & アドベンチャー & ヒーロー
監督 : キャシー・ヤン
出演 : マーゴット・ロビー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ロージー・ペレス
ユアン・マクレガー
【 物語 】 ( シネマトゥデイ )
ジョーカーと別れたハーレイ・クインは束縛から解放され、街にはびこる悪党が敵意を持つほど暴れまくっていた。
謎のダイヤを盗んだ少女をめぐって、裏世界を支配するサイコパス、ブラックマスクと対決することになった彼女は、クセ者ば
かりを集めてチームを作り上げる。
かりを集めてチームを作り上げる。
あくまで個人的見解として 「 バットマン 」 シリーズのスピンオフ作品は、 「 キャットウーマン 」 にしろ 「 スーサイド・スクワド 」 にしろ、大してオモシロくねぇ確率が割かし高いと思われる。 だもんで本作もきっとそんな感じだろうから、スルーする予定だったのだけれども、連日のコロナウィルス感染拡大問題の煽りで、公開を楽しみにていた話題作の公開が延期されてしまったことで、観る作品がなくなってしまい、まぁそういうことならばってぇことで、取り合えず観に行ってきた。
職場で手柄を奪われたとか、暴力の世界に身を置かねばならぬ身と、男性上位の世界で生きねばならぬ女性たちの自立や威信といったものを謳っていたようにも見受けられ、それなりにメッセージ性やテーマ性が描かれいるのは認めるも、徹頭徹尾ポップでパンクのハイテンションなノリと勢いで、ゴールまで突っ切るだけでは観る側の心をつなぎ留めておくことは到底ムリな話。
てか、中盤からなんか急にテンポが悪くなった気がしなくもで正直飽きを覚え、当初の予想通り、その程度の作品だった…。
まぁ、好みの問題ってぇところなんだけど、DCコミックス作品は先日の 「 ジョーカー 」 や 「 ダークナイト 」 のようにシリアス路線とマーベル作品と一線を画したつくりの方が向いてるような気がする。
ヨカッタところと言えば、バットを使っての立ち回りくれぇで、 「 鮫肌男と桃尻女 」 での仕込みバットと 「 ザ・レイド GOKUDO 」 以来のバットを武器として魅せた辺りだけは高評価。 あとは 「 パーレイ 」 くれぇかな。
ハーレイ・クインのキャラもなぁ…初登場の時はスゲェ魅力的だったけど、本作は主役ってぇことでキャラのアピールしたんだろうけど、普通にウザいだけ、仮にもジョーカーの相棒をつとめたんだから悪としての 【 凄味 】 の片鱗のひとつでも魅せて欲しい。
一貫してポップでカワイイだけじゃ正直キビしい…。
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コメント
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こんにちは。
>ハーレイ・クインのキャラもなぁ…初登場の時はスゲェ魅力的だったけど、本作は主役ってぇことでキャラのアピールしたんだろうけど、普通にウザいだけ、仮にもジョーカーの相棒をつとめたんだから悪としての 【 凄味 】 の片鱗のひとつでも魅せて欲しい。
正に正に!コレ私もホントに言いたかったことです!
ただの乱暴者になってしまったのはホント残念です。
まあ、それでも綺麗でカワイイのは確かなんですけど…
投稿: ここなつ | 2020年6月12日 (金) 19時07分
コメント感謝です♪
こういう派手なポップなキャラだから終始ハイテンションのは解るんすけど、これ一辺倒で押し切らると、正直キツいっす。
相棒のジョーカーなんて、コミカルなキャラでありながら時折のぞかせる凄味や狂気のバランスの絶妙さがあるから強烈に惹きつけられるですよね。 まぁ女性の自立や社会に立ち向かっていく姿勢なんかのテーマも解るとしても、そういう志向の強い人たちとチームを組んで云々も悪キャラとしてどうなのかなぁと思えなくもでした♪ (゚▽゚)v
投稿: 風情☭ | 2020年6月13日 (土) 11時30分