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2020年3月28日 (土)

恐竜が教えてくれたこと

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 オランダ
 ドラマ & コメディ
 監督 : シュテーフェン・ヴァウターロート
 出演 : ソニー・コープス・ファン・ウッテレン
      ヨゼフィン・アーレントセン
      ジェニファー・ホフマン
      ユリアン・ラス
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 11歳の少年サムは、1週間の夏の休暇を過ごすために家族と共にオランダ北部の島を訪れる。 生き物には寿命があると気づいた彼は、最後の日を迎えた恐竜たちがそのことを知っていたのかと考える。 ある日サムの前に、母親と二人で島に暮らす元気な少女テスが現れる。 奔放な言動でサムを振り回すテスには、父親に関するある秘密があった。
 
 取り立てて期待させられるってぇワケではないのだけれども、物語も児童文学だし、欧州の仄々系の作品も、まぁ間違いなく安牌でよほどのことがない限り、大きくハズれることもなかろうってぇことで、取り合えず観に行ってきた。
 
 主人公サムの 「 最後の恐竜は自分が最後の一頭だって、分かってたのか? 」 と、死や孤独について考えるその内容は思いのほか哲学的で、 たくさんの経験や思い出が人を大きくし、豊かにするといった教訓的なことも語られていて、原作が児童文学とはいえ大人も確りと観られる作り。 良かれと思ってやったことが、人を傷つけることもあれば、時としてそのお節介が人と人を繋ぐこともあるから、とかくこの世は複雑だ…傷つけ傷つけられ、癒し癒されを繰り返して人は大人になっていくのだなぁを大人のオレが 11 歳のサムの姿を通して、あらためて教わった感じがする。
 オランダの世界自然遺産であるテルスヘリング島と干潟の美しい景色、和かい夏の日差しに気持ちのイイ夏休みを過ごしている気にさせてくれると同時に、少年少女の成長譚とロマンス譚、そして多くのやさしい大人たちと悪人が一切登場しない辺りも観ていてホントに心地がイイ。
 
 それはそれとして、 最後の恐竜は決して不幸ではないの答えを導き出したことを思えば、タイトルが 「 恐竜が教えてくれたこと 」 であることに、あながち間違いではないのだけれども、何かこういう書き方されると恐竜や化石が絡んでくる物語と勘違いをしなくもなし … だもんで、原題通り 「 ぼくとテスとの秘密の七日間 」 でもヨカッタのでは? と、思えなくも。

 

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