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2020年2月 8日 (土)

プロジェクト ・ グーテンベルク 贋札王

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 香港 & 中国
 アクション & サスペンス
 監督 : フェリックス・チョン
 出演 : チョウ・ユンファ
       アーロン・クォック
       チャン・ジンチュー
       リウ・カイチー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 1990年代のカナダ。 画家のレイは大成して恋人との安定した生活を送ることを夢見るが、なかなか才能を認めてもらえなかった。
生活が苦しくなる中、レイは食べるために絵画の偽造に手を出す。 やがて画家と名乗る人物に評価され、彼が率いる偽札組織のメンバーとしてスカウトされる。最新の偽札発見テクノロジーでも見破られないレイの偽札は徐々に市場に広がっていく。
 
 毎年コンスタントに中国語圏の作品は観てもいるし、公開される本数が減って来ているワケでもなそうな気はするけれども、ここ2~3年は以前ほどに魅力的に思える作品に巡り合えず、観る本数が目に見えて減ってきている…。
そんなこともあって、チョウ・ユンファ、アーロン・クォックと大物香港スター共演の激熱と思わせる本作に期するところが大きくあるんで、張り切って観に行ってきた。
 
 冒頭は別に似てもいないければ、既視感があったワケでも決してないのだけれども、10 ~ 15 分が経ち取り調べ室での供述のシーンになると 「 もしかして誰それはかませ犬であって、オチは某作品と同じなんじゃね? 」 と、予想がついてしまう…。
見事なまでにその予想を裏切らない某作品をまんまなぞった作りなんで、既視感は半端なくあるけれども、さらにいくつもの伏線を張り巡らしとアレンジを加えてあり、最近久しくなっていた香港ノワールの趣を堪能できて、十分以上にオモシロかった。
 紙の材質、特殊インクと贋金つくりの工程やノウハウも確りと語られていてとても興味深くあったことに間違いはないところなんだけれども、少数精鋭ゆえにひとりであれもこれもとなってるのが残念というか…紙なら紙、インクならインクだけに特化した専門職の職人チームだったら特殊犯罪映画としてのオモシロ味が加わったのでは? と思えなくも。
あと、ジャングルでのド派手な銃撃戦は必要だったのか? まぁチョウ・ユンファの必殺技 【 二丁拳銃 】 を魅せたいってぇ演出なんだろうし、拝めたときの高揚感たるやだったけれども、取ってつけた感が強かったからねぇ…。
 
 チョウ・ユンファは絶対的に悪くはないのだけれども、最後のシーンの顔がどうしても 【 劇団ひとり 】 にしか見えなかった。
しかも中国人の王さんのネタを思い出してしまったがために、シリアスなシーンなのに笑いを堪えるのに必死だった…。
リウ・カイチーがこれまた最高。 こういう副リーダーとか番頭さん役が似合ううえに好悪どちらもできる俳優さんってホントにイイ。

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コメント

風情♪さん、こんにちは。
ミャンマーのジャングルでの派手なシーンは必要なのですよ、香港映画だから。(笑)
リウ・カイチーはあの手の役どころをやらせたら右に出るモノはいませんよね。
最近リリー・フランキーに見えることがなくもないけれど。
レイの人生を振り返るとなんだか切なくなってしまいました。

こんにちは。
私はこの作品を一昨年の東京国際映画祭で鑑賞して、大感激したものでした。だってだって、本作をきっかけに、チョウ・ユンファは役者引退を撤回したのですよっ!
で、もちろん哀しきリウ・カイチーも良かったです。

あの、結局は誰も救われないラストがこの監督らしいな、と思いました。

コメント感謝です♪

>sabunori様
あぁ~、それほど気にもかけてなかったけど、言われてみればジャングルでの銃撃戦ってよく目にする気がしますわ。
この辺を踏まえて考えると気のせいかも?ですが、ここ最近の香港映画ってタイとの合作が多いきがします。
リウ・カイチーはいっちゃん最初の 「 SPL 」 でハマった感じです。 なんですかね、リウ・カイチーをはじめラム・シューとかロー・ワイコン(ケン・ロー)みたいに細かく出演してて、印象にも残る俳優さんってホント好きです♪ (゚▽゚)v


ここなつ様
一昨年の東京国際映画祭って…思いのほか時間が経ってからの一般公開だったんすね。
「男たちの~」シリーズは世代的にドンピシャではあるんですが、気持ち上の人たちということもあって、ジャッキーやアンディ・ラウ、ルイス・ク-等と比べちゃうと思い入れというか、ファンとしての度合いは低めです…(^_^;ゞ
引退を宣言してたんすか、これだけ貫禄を兼ねそろえてきたんだから、今まで以上の役ができるんだからもったいないですよね、そら~撤回して正解だと思います♪

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