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2020年2月22日 (土)

ミッドサマー

Midsummer_20200131131901
 アメリカ
 サスペンス & ホラー
 監督 : アリ・アスター
 出演 : フローレンス・ピュー
      ジャック・レイナー
      ウィル・ポールター
      ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 思いがけない事故で家族を亡くした大学生のダニーは、人里離れた土地で90年に1度行われる祝祭に参加するため、恋人や友人ら5人でスウェーデンに行く。
太陽が沈まない村では色とりどりの花が咲き誇り、明るく歌い踊る村人たちはとても親切でまるで楽園のように見えた。
 
 世間的にはそこそこ高評価だったようだけれども、個人的はまったくダメだった 「 へレディタリー / 継承 」 で監督をつとめ、新進気鋭と称されるアリ・アスター監督の最新作。 上映時間も前回同様に2時間超え … にやや不安を感じるも、予告トレーラーを観ると北欧、白夜、祝祭とかなり魅力的な食材が揃っているうえに、これまた前回同様に前評判も高いとあって、なんだかんだと言いながらも期待させるところが大きくあるんで、張り切って観に行ってきた。
 
 何と言えばイイのだろうか … 簡単に言えば北欧の封建的な田舎の村に根付いた土着信仰の風習、祝祭の様を観させられたと言うか、追体験している感覚に陥る。 北欧の牧歌的な風景、穏やかな日差しの昼日中、そして白を基調とした服飾に儀式の禍々しさが当然のごとく中和していると同時に、その 【 陽 】 のすべてが逆に不気味さと不安を煽っていて、取り立ててオモシロくはないのに気づけば、物語にグイグイと惹き込まれていて、ちょっと違うかも知れないけれど、何となく 「 死霊の盆踊り 」 を観ている感じがしなくもの、ゾワゾワとした不思議な魅力を持ったスゴい作品。
 最初の方で、「 始祖ユミル 」 どうこう言うもんだから、「 進撃の巨〇 」 がモチーフになってんの? と期待してしまった…。
それはそれとして、始祖ユミルは実際に北欧神話に登場する巨人、土着信仰 = ケルト における生死観 ( 輪廻転生 ) や呪詛といった類は少なからず文化人類学や民俗学的要素、またラストのエピに漠然とだけどガイアナの人民寺院の出来事を思い起こさせられ、その反面のカルト集団的要素の描き方はかなり興味深くあった。
 
 主人公ダニー役のフローレンス・ピューを筆頭に、大学生あたりの若者にありがちな身勝手、不遜なキャラで溢れかえっていたことで、終始イラつかされたこともあって、誰一人としてイイ印象が残らず…。

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劇場公開」カテゴリの記事

コメント

風情♪さん、こんにちは。
風情♪さんは「ヘレディタリー」はダメだったのですね。
私は結構ハマったので本作も迷うことなく劇場へGOしました。
白夜、北欧、90年に1度の祝祭にホラーテイストの組み合わせは悪くなかったのですが
各エピソードにはどこか既視感が・・・。
主人公のダニーの体格の良さも気になって。
女王の座はあの体格で他の女子をなぎ倒していったという印象でした。(笑)

コメント感謝です♪

まぁ正直なところ、お世辞にも出来がイイとか、オモシロいってぇワケじゃないのは確かだと思う
んですが、北欧、白夜、祝祭と揃えられた食材の半端ない魅力の破壊力に当てられたといった感じです。

ホントに登場したキャラたちは黒人の男の子以外はみんな身勝手なもんだから、共感どころか反発の
気持ちしか沸いてこなかったです。
あのダンスもねぇ…弾き飛ばされたり、ぶつかって終わりとか、それほどな演出でしたよね♪ (゚▽゚)v

こんにちは〜評判よく大ヒットしてびっくり。
ホラー好きとしては嬉しい限りです^^
しかし一般向けじゃないというかこんなのよくTOHOシネマズみたいなところで流したなーって。
あのダンス、笑いました もっと時間かけて脱落者出て行くのかと思ってたら
最初からダニーを目的だったからあんなテキトーだったんですね笑
スカっとしてる人もいるようだけど随分その割に男が可哀想すぎますねー^^

コメント感謝です♪

いや、ホント思った以上に場内、人でいっぱいでビックリしました。
確かに映画好きの人にはウケるけど、一般の人からしてみればポカ~ンなところかも知れませんね。
やっぱり本作はあのダンスシーンになってしまうのですかねぇ? グルグル回るだけ、弾き飛ばされる、互いにぶつかってヘバる…なんだ? このシーンって思いましたからね。
でも、migさんの 「 最初からダニーを目的 」 はこの考えがなかっただけだけに、今さらながらに「なるほど!」で大納得してます♪ (゚▽゚)v

こんにちは。
いまだに本作は結構映画館混雑していました。
ある意味凄いことなのかもしれません。みんな何に飢えているのか!?(笑)

ところで、大学生全員の身勝手さ…って、賛同です。
しかし一方ではダニーが結構面倒な女だった、とも感じました。

コメント感謝です♪

この出来栄え、このオモシロさだったら公開1か月近く経って、いまだに盛況なのも大納得ってぇ感じです。
にしてもコロナ騒ぎと自粛ムードのなかで、この結果はかなりスゲェことだと思いますぜ。

>みんな何に飢えているのか!?(笑)

飢えてることは間違いねぇでしょうねぇ~、まぁボクなんか 「 騒ぎ過ぎじゃね? 」 のお気楽モードで、気にもせずホイホイ出歩ていますけど、イベント中止や話題作の公開延期で煽りをくらってるんで、フラストレーション溜まってますからねぇ…早く収束してほしいものです。


>ダニーが結構面倒な女

彼女の背景を思えば解らん話でもねぇですけど、かなり面倒なうえに重い気もします…ここに登場した学生連中で、黒人の青年がいっちゃんまともだったかなと♪ (゚▽゚)v

風情さん☆
明るい事が何となく恐ろしく感じましたね~
ここでまさか「死霊の盆踊り」が登場するとは思いませんでしたが、確かに似たところがありますね(笑

コメント感謝です♪

夜や暗闇、影が怖いってぇのが普通に考えればってぇところなのに、逆にピクニック日和とも思える麗らかな日差しが演出ひとつで、こうも不気味なものになるものなのか!と感心させられました。
何でしょうねぇ…作風からすべて全然違うものなんすけど、取り立ててオモシロいわけではないのに、終始一貫して強烈に惹かれるってぇことで、なんとく 「 死霊の盆踊り 」 に似てるかなぁと思っちゃったんすよね…(^_^;ゞ

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