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2020年1月18日 (土)

ジョジョ ・ ラビット

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 ドイツ & アメリカ
 コメディ & ドラマ & 戦争
 監督 : タイカ・ワイティティ
 出演 : ローマン・グリフィン・デイヴィス
       トーマシン・マッケンジー
      サム・ロックウェル
      スカーレット・ヨハンソン
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 第2次世界大戦下のドイツ。10歳のジョジョは、青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、架空の友人であるアドルフ・ヒトラーに助けられながら一人前の兵士を目指していた。
だが、ジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、教官に “ ジョジョ・ラビット ” というあだ名を付けられる。
 
 1月半ばにしてようやく2020年シーズンが開幕!
今年は東京オリンピックも開催されることだし、その勢いに乗じて映画もオモシロい作品に多く当たればイイなぁと。
それはそれとして、ドイツがまた一風変わった視線で描いたヒトラーものを放ってきた。 ナチスも仄々タッチのコメディも大好物だから、これはもう今シーズンの映画初めとしてもってこいの作品ではなかろうか? ということで、張り切って観に行ってきた。
 
 ナチスものとはいえ、そのポップな色調と軽めのコメディタッチのつくりが、敬愛する映画監督のひとりであるウェス・アンダーソン監督の作品を彷彿させる世界観なもんだから、肩の力を抜いて気楽に観ていたのだけれども、ヒトラーとナチスに憧れる気弱な少年ジョジョが、明るく気丈で愛情豊かなママさんの生き方と、実家の壁の中に匿われていたひとりのユダヤ人の少女と交流を深めていくうちに、大人たちに都合のイイことを教え込まれていたことに気づき、そこから戦争、ナチスの実態と本当の世界を知っていくといった、愛と思いやりに溢れた成長譚で、20年シーズン一発目として間違いなく 【 大当たり 】 の素晴らしい作品。
 すべてにおいてポップな雰囲気でありながら、目の前に攻めてきた敵に子供に手榴弾を持たせて突っ込ませるといった戦争の悲惨さや不条理さもきちんと描いていて、取り分けて 「 出来ることをした 」 ママさんの靴が目に入って来たときの衝撃たるや…。
そう言った意味では、イイ加減を気取るキャプテン K もナチスでは迫害の対象になっていた同性愛者であることを隠さなかったこと、最後に取った行動なんかを見ると、ナチスに属してはいるけど心ではドイツが間違った方向に進んでいることに気づていていた反骨の人であったのであろうし、ジョジョをはじめユダヤ少女のエルサ、親友のヨーキーと子供たちの姿に未来を見た思い。
 
 世間でもてはやされるほどにスカーレット・ヨハンソンをイイと思ったことが、これまでになかったのだけれども本作でのママさんの役での彼女に対して初めてヨカッタと思え、またキャプテン K 役のサム・ロックウェルが最高。
BGM もビートルズに始まり、デヴィッド・ボウイで 〆るといったオシャレさ、共に敵国英国を代表するアーティストというオモシロさ。

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