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2019年8月17日 (土)

熱帯魚 デジタルリストア版

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 台湾
 ドラマ & コメディ
 監督:チェン・ユーシュン
 出演:リン・ジャーホン
     リン・ツェンスン
     シー・チンルン
     ウェイ・イン
 
【物語】     (シネマトゥデイ)
 入学試験を目前に控えたツーチャンは、少年誘拐事件に巻き込まれ、自分自身も誘拐されてしまった。
ところが犯人グループのリーダーが死んでしまい、共犯のアケンはツーチャンと少年の二人を自分の田舎へ連れて行くことになってしまう。そこで少年たちはアケンの家族と共に生活する事になるのだが…。
 
 95年あたりから本格的に単館系の作品に目覚め、率先して追いかけるようになった当時、「 JAM 」 と併せて台湾産の青春映画のオモシロさと素晴らしさを教えてくれて、今に至るまでハマるきっかけを与えてくれたのがこの 「 熱帯魚 」。
その 「 熱帯魚 」 が 【 デジタルリストア版 】 として ( リストア版って何ヨ? リマスター版とどう違うのヨ? ) 公開ということで、他に観たい作品があったのだけれども、何かにつけて思い入れが強い作品ということで、迷うことなくそちらをスルーして、張り切って本作を観に行ってきた。
 
 デジタルリストア版というだけあって粗がなく、とてもキレイな画像になり観やすくなっただけで、極めてゆる~いテンポだから中ダルミを感じるものの、ポップな空気感とゆる~いコメディ、そして最後の切なさの緩急の絶妙さと、そのオモシロさ、素晴らしさは何ら変わることはなく、今でも好きな映画と断言できる作品であることを再確認。
 いっしょに誘拐されたワン君は裕福だけれども家庭環境は最悪、誘拐犯のアケンたちは家族仲良しだけれども貧しくと、ツーチャンが誘拐され、彼らと接したことで、あらためて自分がどれだけ恵まれているかを知るや、当時の台湾社会を皮肉りと、25年近くを経てあらためて観て気づかされたところが多々。また、息子の身の安全よりも入試テストの方を気にする親父、誘拐しておきながら入試のための勉強だけはさせようとする揃いも揃って間抜けでお人よしのアケン一家 、この先ツーチャンの話しを支えとして行くのであろう小生意気なワン君と登場するキャラすべてが愛おしく思えてくる。
 そんなこんなで思い入れが強いが、いちばんの理由だけれども、イイ映画というものは何年経とうともイイ映画であるのだなぁとあらためて実感。それを証拠づけるかのように本作をリアルタイムで観た人はもちろんのこと、オレより遥かに若い、つまり新規の人も劇場に足を運んだようで、思った以上の盛況ぶりになんかイイ心持に。
 
 冒頭に登場するツーチャンが想いを寄せるショートカットの女の子の美少女ぷりが最高。正直なところツーチャン役の子と併せて、この美少女が今どうしているのかを知りたいところだ。
あと、ワン君役の子だけど、ガチ寝しててカワイイ♪

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