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2019年7月14日 (日)

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢

Sinkorswim
 
 フランス
 ドラマ & スポーツ & コメディ
 監督:ジル・ルルーシュ
 出演:マチュー・アマルリック
     ギヨーム・カネ
     ブノワ・ポールヴールド
     ジャン=ユーグ・アングラード
     
     
【物語】     (シネマトゥデイ)
 うつ病で仕事を辞め、引きこもりがちな生活をしているベルトランは、地元の公営プールで男子アーティスティックスイミングのメンバー募集を見かける。いざチームに加入してみると、メンバーは家庭や仕事に不安を抱えるおじさんばかりだった。
逆境の中、彼らは世界選手権の金メダルを目指して猛特訓に励む。
 
 ムサいおっさん達によるシンクロということで、本国フランスでは大ヒットを記録したようだけれど、日本では20年も前にすでに「ウォーターボーイズ」が公開されていて、このヒットをきっかけに後追いで製作されるのならばまだ理解できるも「なんで今になって男のシンクロ?」の疑問と無条件でスポ根ものが大好物ということもあって気になっていた作品なんで張り切って観にきた。
 
 うつ病、家庭不和、経営難と人生どん詰まりとそれぞれキャラ立ちしたおっさん層で、シンクロはあくまでとっかかりのひとつで、期待した先の「ウォーターボーイズ」の高校生らしく失うものが無くただひたすらに目的に向かって前へ突き進んだ青春全開の爽快感さも無けりゃ、ナンちゃって特訓して(練習風景はかなりのスパルタ教育…てか半ばパワハラ)のスポ根ものとは違ったけれども、人生巻き返しの奮闘劇もスポ根同様に熱いものあって見応えのある作品だった。
 惜しむらくはシンクロのシーンでリフト等のアクロバットのカットは出演俳優さんの平均年齢が高いこともあって仕方のないこととして、水面から出ている上半身のカットは本人が演じているもフォーメーションダンスは吹き替えで、水中に到っては一部CGらしき映像だったのは残念。まぁ、シンクロのシーンは「ウォーターボーイズ」があまりにも圧倒的だったから、ここを持ち出して比較するのも酷なのかも知れんね。
どういうワケか? シンクロづいているようで、9月にイギリス映画の「シンクロ・ダンディーズ!」が公開されるとのことらしいけど、こちらはスルーかな。というワケで無性に「ウォーターボーイズ」が観たくなってくる。
 
 マチュー・アマルリックの憂い顔がうつ病気味の主人公ベルトランにピッタリだったし、ギヨーム・カネにジャン=ユーグ・アングラードとフランスを代表する俳優さんと思いのほか豪華な顔ぶれ。
お人よしだけが取り柄のティエリー役のパっと見、ジャック・ブラックぽくもないフィリップ・カトリーヌなる俳優さんと、フランス語が全くしゃべれないのに互いにしっかりコミュニケーションが取れているアフリカ系の移民のおっさんの2人が毒気の強いキャラが多い中で癒しとなっていてその存在感は抜群。

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