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2019年6月23日 (日)

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場

Tuntematon-sotilas
 
 フィンランド
 ドラマ & 戦争 & アクション
 監督:アク・ロウヒミエス
 出演:エーロ・アホ
     ヨハンネス・ホロパイネン
     アク・ヒルヴィニエミ
     ハンネス・スオミ
 
 
 
【物語】     (シネマトゥデイ)
 ソ連との戦いに敗北し領土の一部を奪われたフィンランドは、1941年、その奪還に挑むため同国への侵攻を開始する。
さらに強大な軍事力を誇るソ連軍に対抗するため50万人の軍隊を組織し、歩兵戦を中心に戦いを進める。
妊娠中の妻と家族を残してきたベテラン兵士、結婚式を挙げたばかりの若者など、それぞれ違った事情を持つ4人のフィンランド軍兵士が最前線へと送り出される。
 
 「ガールズ & パンツァー」に継続学園という学校が登場し、この【継続】の由来を調べてみると第二次世界大戦中にフィンランドとソ連の間で行われた戦争の名称とのこと。継続戦争がどういうものなのかを知るにはイイ機会でもあるし、何より上記の「ガルパン」に登場したフィンランド軍所有の戦車であるBT-42、この戦争に配備されたかは知らんけれどもソ連の T-34/76 & SU-122 と、お気に入りの車輛の姿を拝めればの期待も持ちつつ、張り切って観に行ってきた。
 
 第二次世界大戦時、デンマーク&スウェーデンは早々にドイツに降伏し、ノルウェーはギリギリまで徹底抗戦を展開したにも関わらず、何ゆえにフィンランドがドイツと手を組んだのか?と思っていたのだけれども、なるほどソ連に一部の領土を奪われたことで、失地回復のためにソ連の敵であるドイツと手を結んだのかと当時の北欧の情勢、そして手を組むもこれまた武運拙く敗戦し、今度はソ連と手を組み同朋であったドイツと戦争した複雑極まりない背景に今の牧歌的なフィンランドからは想像もできない壮絶な負の歴史を持つ国であったことを知ることができた。
 4人の兵士の背景や心情を織り込みながら、ただひたすらに淡々と最前線の模様と戦争の虚しさを描き、取り分けて戦略的撤退ではなく100%の敗走劇による悲壮さと緊張感、疲労感に思いのほか神経を削られる…。
オモシロいというと語弊があるけれど劇場に足を運ぶ価値は十分以上にある。
 
 なんでも使用した火薬の量でギネス記録に認定されているとのことで、どうりで砲弾が爆破しときの迫力と、その爆発によって自然破壊じゃね?と思わされるくらいの量の樹木がなぎ倒されていく様のリアルさが半端なかったワケだ。
 まぁ戦争映画なんで何時ものごとくどうしてもミリタリー系の話題になるのだけれども、ジャーマングレーとミディアムグレーの中間といった感じの色のフィンランド軍のジャケットがカッコイイ。
そして残念ながらフィンランド軍のBT-42は登場せずも、ソ連軍のT-34/76とT-34/85が登場。しかもどうやら実機っぽい!
ホント不謹慎ながら大興奮してしまった。

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