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2019年5月11日 (土)

ラ・ヨローナ ~泣く女~

La-llorona
 アメリカ
 ホラー
 監督 : マイケル・チャベス
 出演 : リンダ・カーデリーニ
      マデリーン・マックグロウ
      ローマン・クリストウ
      レイモンド・クルツ
 
【物語】     (allcinema
 1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのシングルマザーのアンナは、川で溺死した子どもたちの母親から「あなたの子どもたちも、あの女の泣き声を聞くでしょう」と謎の警告を受ける。まるで意味が分からないアンナだったが、ほどなくして子どもたちは本当にその泣き声を聞いてしまう。それは水のある場所ならどこにでも現われ、子どもたちの命を奪う“ヨローナ”の呪いだった。
子どもたちに魔の手が迫る中、教会に助けを求めるアンナだったが…。
 
 間違いなく理屈抜きで楽しめるであろう思われるJ・J・エイブラムス製作のホラー&アクションの「オーヴァーロード」に大きく惹かれるところも、本作のメキシコに古くから伝わる泣く女性の怨霊をモチーフとした民俗学的な要素、それに伴う古典ホラーの趣が前者の魅力を大きく上回りということで張り切って観に行ってきた。
 
 本作は興味を持つも1作目をスルーして以来、「何時かは観よう」と思いつつも今に至るまで未見のままとなっている「死霊館」シリーズの中の1作という位置づけらしく、何時もの如くその辺の情報を仕入れずオモシロそうということだけでチョイスしてしまった。
それでも有難いことにストーリーも単純で解りやすく、シリーズ関係なしに独立したひとつの作品として、それなりに怖オモシロく観ることができたけれども、過去の作品をきちんと観ていれば時系列や相関、因果関係の妙味も加わり、もっとオモシロく観られたであろうことに間違いなかろうかと。
 ラ・ヨローナはパンチ力に欠け気持ち物足りなさを感じなくもだけど、そこを補うかのような冒頭の長回しをはじめ、ビニール傘越しの演出、英語圏におけるスペイン語による呪いの言葉の不気味さと違和感はかなり目を惹く。
また、シリーズに登場していると思われる神父さんの存在と宗教観(ラ・ヨローナの怨念はキリスト教の川に入っての洗礼式での事故がきっかけが本当の理由かと思いきや、冒頭で述べられたようにまんま嫉妬から川で溺死させただけだった…)なんかはホラー帝王スティーヴン・キングの趣がなくもで好印象。
今秋に公開される「アナベル 死霊博物館」の予告を観たらすこぶる出来が良さそうなんで今から勉強しておくとしよう。
 
 アンナ役のリンダ・カーデリーニなる女優さんは馴染みが薄いことからその経歴を調べてみたら「アベンジャーズ」等とオレがスルーしてきたヒット作品に引っ張りだこの売れっ子女優さんで、全然記憶にないのだけれども過去には「スクービー・ドゥー」にも出ていたこともあってか、本作で彼女の子供がテレビでアニメ版の「スクービー・ドゥー」を観ているシーンの遊び心もイイ。

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コメント

風情さーん!賭ケグルイへコメント早々にありがとうございます!
リンクされていないとなかなか探すのに一苦労でごめんなさい🙏遅くなりました
ラヨローナは王道すぎてホラーファンからすると
面白さに欠けました💦もっと内容がほしいー!

コメント感謝です♪

一応は、migさんのところのコメント欄のところにある【風情☭】にURLを貼り付けるようにしてるんで
今度試してみてください。

それはそれとして、やっぱり王道過ぎましたかねぇ…オモシロくはあったけれども確かに期待値を超えてくるものは無かったですしね。
「死霊館」シリーズは未見なんですが、今秋公開される「アナベル~」の予告編を観ると不気味な雰囲気があっいぇスゲェそそられちゃいました。
だもんで、現時点ではリストに挙がったこともあるんでこのシリーズを観てみることにします♪ (゚▽゚)v

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