« ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ | トップページ | 令和 Fiver! »

2019年4月27日 (土)

アガサ・クリスティー ねじれた家

Crooked_house
 
 イギリス
 ミステリー
 監督:ジル・パケ=ブランネール
 出演:グレン・クローズ
     テレンス・スタンプ
     マックス・アイアンズ
     ジリアン・アンダーソン
 
 
【物語】     (シネマトゥデイ)
 文なしから大富豪になったレオニデスが毒殺され、私立探偵のチャールズが捜査に乗り出す。
屋敷には愛人がいるらしい若い後妻、映画製作の資金が欲しい長男ら一族が勢ぞろいしており巨額の遺産をめぐって火花を散らしていた。捜査が進むにつれチャールズは、一族全員に動機があることに気が付く。
 
 作者のアガサ・クリスティが自身の作品のなかでもお気に入りのひとつと明言し、上梓されてから初の映画化という触れ込みに大きく惹かれたのと同時に、久々となるド直球のミステリー作品も「オリエント急行殺人事件」以来となるうえに同作者という偶然の縁の妙もあり楽しみにして作品だったんで、張り切って観に行ってきた。
 
【ネタバレ要注】
 有名なクリスティ作品は一通り目を通してはいるけど本作は未読ということもあって、犯人がダレなのか? 解っていないから「何がなんでも看破してやる!」と食い気味で鑑賞するも、クリスティらしく思わせぶりだけど中途半端感が否めない多くの登場人物とキーパーソンの存在にまんまと惑わされたうえに、中盤いまいち盛り上がらずもあって意気込みも空しく看破できず…。
犯人を知った今となって改めて思い返してみると予告の時点で犯人明かしてるじゃん! チクショ~ッ!
 本作での本ボシなんかを見ると今となっては手垢がかも知れないけれど、前述の「オリエント急行殺人事件」をはじめ、禁じ手の「アクロイド殺し」に「そして誰もいなくなった」同様に半世紀以上も前にこのような見事なオチを生み出したクリスティの先進性のスゴさを再確認させられただけでも劇場に足を運んだ価値は大きい。
ベントレーなのか? ジャガーなのか? はたまたアストンマーチンなのか?は解らんけれども、とにかく英国車であろうと思われるクラッシカーの数々は車に興味のないオレでも大きく惹かれるものが。
 
 一族を取り仕切るイーディス役のグレン・クローズの存在感といったらスゴい、圧倒的、さすがともう美辞麗句しか出てこない。また同じベテラン俳優のテレンス・スタンプも重要なファクターというワケではないもののミステリーには欠かせない狂言回し的な警察を出過ぎず引っ込み過ぎずでその存在感を示してるあたりはホントにスゴい!
探偵役のマックス・アイアンズなる俳優さんはジェレミー・アイアンズの息子なのね。この間のデンゼル・ワシントンの息子とか、なんかどこもかしこも二世ばっかだな…。

« ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ | トップページ | 令和 Fiver! »

コメント

こんにちは。
こういう映画らしい、というかオーソドックスな推理モノが結構少なくなってきたように思うので、本作とてもお気に入りの作品となりました。
まあ、マックス・アイアンズの優男イケメンっぷりに惹かれたというのもあるのですが…。ステファニー・マティーニもとっても綺麗だったし、屋敷は豪華だし、目にも楽しかった作品でした。

こんにちは♪

そうなんですよね、二重三重構造だったりサイコものは多くあるけど、オーソドックスなミステリーものって少なくなりましたね。
そういうミステリーももちろん大好きだけど、クリスティーや横溝正史や松本清張の王道ミステリーを観たくあります。

確かに、如何にも英国美人という顔立ちのステファニー・マティーニやクラシックカーやお屋敷に調度品の豪華さと目でも楽しませてくれる作品でしたね♪ (゚▽゚)v

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ | トップページ | 令和 Fiver! »