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2019年3月 2日 (土)

移動都市 / モータル・エンジン

Mortal_engines_2
 
 アメリカ
 SF&アクション&アドベンチャー
 監督:クリスチャン・リヴァーズ
 出演:ヘラ・ヒルマー
     ヒューゴ・ウィーヴィング
     ロバート・シーアン
     ジヘ
 
 
【物語】     (シネマトゥデイ)
 60分戦争と呼ばれる戦いから1700年が経過した地球。
人々は荒廃した大地をはうようにして進む巨大移動都市に暮らし、ほかの移動都市を取り込み資源を奪いながら生活していた。
そんな中、少女ヘスターはある目的を果たすために移動都市のロンドンへと潜入しトムという青年と出会う。
 
 毎回新たなキャラが登場しては名前を覚える前にバッタバッタと容赦なく死んでいくという17年秋シーズンに放映された深夜の鬱アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」と同様の【移動する都市】の設定に何となく興味を惹かれ、同じ高確率でのハズレを覚悟するなら「アリータ : バトル・エンジェル 」よりこっちかなぁってぇことでとりあえず観に行ってきた。
 
 大好物のスチームパンクの世界観、そして冒頭のチェイス劇は前述のアニメのタイトルに掛けるならば、まるで洋上のクジラを狩るかのような趣と迫力に「こりゃ、イイ意味で裏切られたかッ!」と食い気味になるも、その高揚感は開始からわずか10分程度の間のことであって後はもう思った通り映像だけに特化した作品。
 いくつかのエピで細かいの説明がないままに展開(後々になってこういう経緯はありましたと説明が入るのだけれども)する故の唐突感と、ヘスターをつけ狙う機械人間に天空要塞とエピの詰め込み過ぎでまとまりに欠ける印象は拭えず…。
似てもいれば似てもいなかった前述の「クジラの子らは砂上に歌う」の方が【移動都市】の設定に深みなり奥行きがあるかなぁといった感じだし、全体的にジブリ感が強い。
 ただの勧善懲悪なのか解らんけれども移動都市の民はユダヤ人、敵対する静止都市は中東諸国、築かれた壁はイスラエル西岸地区の分離壁と中東問題を描いているのかなぁと思えなくも…まぁ終盤はアジア圏だったから邪推だわな。
何にせよオチを観るとアレですんなり終わるとも思えずで、もしシリーズ化を狙っているとするならば【メイズランナー化】する危険性はかなり大かと。
 
 そんなワケなんで誰一人して印象に残る俳優さんが見当たらず…。
まぁヨカッタといえば移動都市のトラファルガー広場のライオン像やセントポール寺院を搭載した要塞都市ロンドンと荒野の二人組が搭乗していたゾイド旧キットのモルガを彷彿させるマシンの造形美くれぇかな。

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