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2019年1月26日 (土)

バジュランギおじさんと、小さな迷子

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 インド
 ドラマ
 監督 :カビール・カーン
 出演 : サルマーン・カーン
      ハルシャーリー・マルホートラ
      カリーナ・カプール
      ナワーズッディーン・シッディーキー
 
【 物語 】     ( シネマトゥデイ )
 インド発、迷子になった他国の少女を保護した気のイイおじさんのロードムービーが公開。
昨シーズンは 「 ガンジスに還る 」 「 パッドマン 」 と惹かれるインド映画が公開されるも諸々の理由から連続してスルーしてしまった後悔もあるし、個人的に 「 スタンリーのお弁当箱 」 のように子供が主役のほのぼのとしたインド映画が好きということもあって公開を楽しみにしていた作品だったんで張り切って観に行ってきた。
 
 クソ真面目さと気の良さだけが取り柄のインド人のおっさんパワンとしゃべれない無垢な少女シャヒーダーの仄々とした道中劇は笑もあればインド映画らしく歌&ダンスありと予想通りのベタな展開なのだけれども、愛と優しさに溢れまくった壮大なラストに感動させられ、また領土&宗教問題、互いに核兵器を保有し合い何かと対立するインドとパキスタンの根深い政治的諸問題も背景に描かれていて2時間半の長丁場もアっという間で見応え十分以上の素晴らしい作品だった。
 当初は疑心と功名心からパワンと行動を共にするも次第にパワンの誠実さと正義心に共感し欲を捨て最後まで協力すTVレポーターのチャンド ( 第3の主役と言っても過言じゃない )を筆頭に 「 両国に君のような人がもっとたくさんいると平和になるのに 」 と言ったバスの運転手、宗教なんか関係ない困っていれば助けるのが当たり前だろのイスラム教徒の先生と旅で出会い手を差し伸べてくれる面々の素晴らしといったら。しつこいようだけど、こういう悪い人が出てこないロードムービーがホントに大好き。
大人になればなおさらで解っていても相手の国に対して悪感情がなかなか拭いきれないところはあるけれど、個はイイ奴なんだよであったり受け入れること対話すればをあらためて観させられ考えさせられる。
 
 パワン役のサルマーン・カーンもTVレポーター役の俳優さんもとてもヨカッタけれど、シャヒーダー役の大きな目の美少女ハルシャーリー・マルホートラの存在感はズバ抜けて光っていた。子役でこれだけ目を惹かれたのは何か久々な気がする。
余談だけれどインド映画を観ると必ずと言ってイイほどにインド料理が無性に喰いたくなる。 運よく本作をキネカ大森で観たのだけれど、劇場を出てすぐのところにインド料理屋さんがありランチバイキングをやっていたのでこれ幸いと数種のカレーとナンを心行くまで堪能♪

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» バジュランギおじさんと、小さな迷子 [象のロケット]
パキスタンの小さな村に住む幼い少女シャヒーダーは、声を出すことが出来ない。 心配した母親と一緒にインドのイスラム寺院まで願掛けに行った帰り道で、彼女は迷子になってしまった。 ヒンドゥー教の熱烈な信者の男パワンはシャヒーダーを保護するが、警察は何もしてくれない。 ついに彼は自分で、シャヒーダーを家に送り届けようと決意する…。 社会派ドラマ。... [続きを読む]

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