ムンク展ー共鳴する魂の叫び
上野の東京都美術館で開催されている「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」に行ってきた。
ムンクに関しては以前に美術書を購入してそれなりに知識を詰め込んではいるけど、それほど好きと思える画風でもないから正直なところ「叫び」くらいしか覚えていない。
どちらかと言えば「ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日」や「「盗まれた世界の名画」美術館」で読んだ幾度となく盗難に遭っているのサイドストーリーの方が作品よりも興味があるところ。
とは言え複数のバージョンがあるにせよ【ムンクの叫び】は世界的名画であることに間違いないところだし、ムンク美術館所蔵の油彩・テンペラ画の「叫び」は今回が初来日とのことなんで、観ておいてこれまた絶対的に損はない。
風景画など100点近い作品が展示されていて見応えはあれど、正直なところオレでも描けそうなタッチや「叫び」の背景に見られる【うねり】がいまいち好きになれず「叫び」にしたって「こんなもんか…」程度で惹きつけられる作品が残念ながら見つけられず。
そんな中、印象に残ったのは「ブローチ、エヴァ・ムドッチ」と「マドンナ」くらいかなぁと。
前回、上野を訪れたときは久々に「上野動物園」に行き、その足で定例となっているアメ横&秋葉原の黄金コースを巡ったんで、今回は2年ぶりくらいに上野から歩いてお気に入りの湯島天神、神田明神を参拝し、御茶ノ水の聖橋から松住町高架橋を望みJR中央線&総武線、東京メトロ丸ノ内線の各上下線が一度に交差する様に興奮、ニコライ堂を散策して神保町古書街で掘り出し物をあさり、最後に神田古書センター内にある馴染みの店に顔を出してと日がな一日大好きなエリアの街ブラを堪能。
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