« ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 | トップページ | 伊藤万理華 本格始動 »

2018年11月25日 (日)

イット・カムズ・アット・ナイト

It_comes_at_night
 アメリカ
 ホラー&ミステリー
 監督:テリー・エドワード・シュルツ
 出演:ジョエル・エドガートン
     クリストファー・アボット
     カーメン・イジョゴ
     ケルヴィン・ハリソン・Jr


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 森の中の一軒家に住むポール一家のもとに、ウィルと名乗る男とその家族が、正体不明の“それ”から逃げようと助けを求めてくる。ポールは、“それ”が侵入しないように「夜は入口の赤いドアを常に施錠する」というルールに従うことを条件に、彼らを受け入れた。ところがある日の夜、赤いドアが開いていたことがわかる。

 フェイクドキュメント、POVスタイルを経て新たな流行りなのか? 今年は「死の谷間」や「クワイエット・プレイス」といった人類が滅びゆくデストピアな世界でかろうじて生き残った人々のサバイバル&人生譚の作品が目立つ。
本作もそんな設定でオマケに「IT FOLLOWS イット・フォローズ」「ウィッチ」に先日の「A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー」と地味ながらも秀作を連発している会社と制作陣が終結しているらしく、それゆえに世界の各方面でも高評価を得ているの情報に期するものがありということで張り切って観に行ってきた。

 闇に向かって吠えるワンコ、恐怖心をあおる不審な音がしたりと夜の家の外には何かしらがいるのはまず間違いないのだけれど【それ】が何なのか?はいっさい明かされることなく謎のまま残るから少なからずイラつきを覚える。
しかし【それ】とは外を跳梁跋扈する地球外生命体やゾンビの何かしらではなく、不確実なものを前にして芽生える疑心や不信からくる恐怖、それ故の他人に対する狭量さと過剰反応…そして後悔の【負の感情】といったもので非常に座り心地の悪さを覚え、人類滅亡への止めの一撃は上記の跋扈するゾンビや蔓延する謎の感染症ではなく不信と保身を理由に人が人を殺すことに改めて気づかされたりと考えさせられるというよりも感じさせられる作品だった。
 本作での扉の赤はおそらく外にいる【それ】にたいする警戒を促すものとデッドラインという意味合いなのだろうけど本当のところはなんだったのだろ? 「ツインピークス」の赤い部屋、シャマラン監督の「ヴィレッジ」の警告色を思い出した。
なんにしても色というのは思っている以上に重要な使われ方(これが【彩】となるとまた意味合いが違うしねぇ)してるよなぁ。

 父親役のジョエル・エドガートンってお初にお目にかかる俳優さんかと思いきや、これが意外にも「ゼロ・ダーク・サーティ」や「アニマル・キングダム」「SW EP3」をはじめ多くの作品でお目にかかっていることを知る。全然記憶にねぇんだけどなぁ…。
まぁ何時もの如くこれを機にってぇやつだね。

« ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 | トップページ | 伊藤万理華 本格始動 »

コメント

これ、、、ホラーだから迷ってます見ようと思ったけど時間足りなくて、、、
見る価値あります??
ジョエルエドガートン、去年の「ギフト」はよかったですよ!

コメント感謝です♪

うぅ~~~~ッ…ホラーと言えばホラー、migさんが期待するホラーか?と問われれば必ずしも「そうです」とは言い切れず…「A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー」で頂いたコメにもあったように「苦手」を考慮すると…でして。
でもねぇ時としてガシっと心掴まれることもあったりするから「ヤメとけ!」とは言い切れずです。まぁボクはこの手の時はハズレの確率70%くらいの覚悟で劇場に足を運んでます。
なんか参考にならんで申しワケないです…r(^^;)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イット・カムズ・アット・ナイト:

» イット・カムズ・アット・ナイト [象のロケット]
夜やってくる正体不明の“それ”の感染から逃れるため、 森の中の一軒家に隠れ住んでいるポール一家。 彼らの家に、ウィルと名乗る男とその家族が助けを求めてやって来た。 ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜入口の赤いドアは常にロックする」というルールに従うことを条件に、ウィル一家を受け入れるが…。 ホラー。... [続きを読む]

« ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 | トップページ | 伊藤万理華 本格始動 »