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2018年9月 2日 (日)

SPL 狼たちの処刑台

Spl3
 香港
 アクション&サスペンス
 監督:ウィルソン・イップ
 出演:ルイス・クー
     ラム・カートン
     ウー・ユエ
     トニー・ジャー


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 タイのパタヤに住む友人を訪ねようとしていた15歳の少女ウィンチーが誘拐され、知らせを受けた父である香港の警察官リーは、自身の手で娘を奪還しようとタイに乗り込み、協力を申し出たパタヤ警察のチュイとその同僚タクと共に、ウィンチーの足取りを懸命にたどるリー。やがて国家が黒幕となっている臓器密売組織の犯行であり、さらには警察内部に組織に関わっている者がいることが判明する。

 「2」が公開されるまでに約10年の月日を要したにもかかわらず今回は2年でという短いスパン。
まぁ理由はどうあれ好きなシリーズであることに変わりはねぇし、主演もお気に入りのルイス・クーだし、前作に引き続きトニー・ジャーが出てるしで、熱い男たちによる熱いアクションでスカっと残暑払いの意味合いも兼ねて張り切って観に行ってきた。

 シリーズを通じて描かれる男たちの熱い魂と超絶アクションは見応えはあるも前2作のイイところ(重めのストーリー展開)と悪いところ(過剰)を取捨選択した結果、逆に普通なっちゃった感じで悪かぁねぇけどくらべるとね…。
そう思えてしまった一番の原因はおそらくコレといった決め手になるものが見受けられなかったことじゃなかろうかと。
はっきり言えば「1」ならば短刀使いの殺し屋役のウー・ジン、「2」の最強ボス級役のマックス・チャンと強烈に魅せられるキャラが不在だったってぇやつなんだよね。これ以降、ファンになるようなキャラ=俳優さんが欲しかった。
 キャラ面では物足りなさを覚えるも駐車しているバイクのハードル飛越、精肉所でのブッチャーナイフによる剣劇、ルイス・クーの怒りに任せての目隠しスレッジハンマー、そして超人トニー・ジャーによる久々の飛び膝&肘打ちの格闘シーンは、そのトニー・ジャーの出世作「マッハ!」の超絶アクション思い起こさせるものがあって大満足!

 善悪関係なしに別の意味で怒髪天のルイス・クーから入る冒頭のオモシロさも然ることながら「ルイス・クーだってこれくらいの娘がいる年だよなぁ…」と変に感慨深くさせられるものが。そしてさらに松平健化が進んでいるような。
ボス役のラム・カートンがねぇ…前2作のサモ・ハン、マックス・チャンのような凄味が全然で、政治力&知性キャラにしたのが裏目に出た感じで、そのもったいなさたると言ったら。
もったいなさで言えば主格と思われたトニー・ジャーの扱いには「マジか!」とただただビックリ…。

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コメント

こんにちは。
いやもう、これはこれはね…!前2作の「SPL」と比べたら、それはまあアレなんですけど、作品単体として観た時に、役者もいいし、アクションは最大限に堪能できたし、と、とてもいい感じでした。

そして私も…ルイス・クーだってこれくらいの娘がいる年だ…は思いましたですよ。しみじみ。しかも、職権を濫用して娘の彼氏をしょっぴくなんざ…。何しろ彼を初めてスクリーンで見た時は、まだ駆け出しの下っ端で(役柄的にも。作品は「爆裂刑事」でした。)、来日すると渋谷や新宿の繁華街にふらふらと遊びに行くのが楽しみ!とか語っていた小僧っ子だったのですもの!

コメント感謝です♪

本作も熱くなれたしで決して悪くはなかったんすけど、やっぱり「1」への思い入れも強いことも手伝って比べちゃうとかなり見劣りするのは否めなくです…。
バイクのハードル飛越、トニー・ジャーの古式ムエタイと「マッハ!」の超絶アクションを彷彿させるものがあってテンション爆上げでしたよ。

ホントにね…ルイス・クーが歳をとれば手前ぇも同じ歳を重ねてることに愕然としますよね…。
オレなんかここまで素通りして来た手前ぇの娘と言っても過言ではない年ごろのアイドル(乃木坂)にまさかこの歳になってどハマりするとは思ってもいませんでした…><

風情♪さん、こんにちは。
>「ルイス・クーだってこれくらいの娘がいる年だよなぁ…」と変に感慨深くさせられるものが。
本当ですよねぇ。
全く同じことを私も考えつつ鑑賞しておりました。
やはりコレという強烈なキャラクターが欠けていたのは大きいですよね。
ラム・カ-トンもインパクトがいまひとつでしたし。

コメント感謝です♪

ルイス・クーとsabunoriさんをはじめ仲よくしくれているブロガーさんのおそらく大半が同年代だと思うだけにみなさん考えること思うことが一緒になってしまうんでしょうね。
ホント心底から感慨深くさせられてしまいます。

ラム・カートンのインテリのラスボスという設定はヨカッタんですけど、アクション面でかなり劣るものありでインパクトは弱しです。
ならばトニー・ジャーをあんな扱い程度にするのならば、彼をラスボスに据えて激熱肉弾戦を展開してくれよ!ってぇ感じです♪ (゚▽゚)v

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