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2018年9月30日 (日)

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~

Natsume02
 日本
 アニメ&ファンタジー&ドラマ
 監督:大森貴弘
 出演:(声の出演)
     神谷浩史
     井上和彦
     高良健吾


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 他人には見えない妖を見ることができる少年・夏目は、祖母・レイコの遺産“友人帳”を継いで以来、自称用心棒のニャンコ先生と共に多忙な日々を送っていた。
ある日、昔の同級生・結城と思いがけず再会した夏目は、妖にまつわる苦い過去を思い出してしまう。
そんな折、夏目はレイコと面識のある切り絵作家の女性・津村容莉枝と一人息子の椋雄と知り合うが、彼らの住む町には謎の妖が潜んでいるとの噂があった。

 ゆっくりとして静かで優しく時に切ないストーリーにキュンとさせられ気づけば深夜ひとり涙していることがある「夏目友人帳」の劇場版がついに公開! そんなワケだからいち「夏目友人帳」のファンとしては絶対的に見逃せないところだし、おそらく今シーズンのなかでいちばん期待し公開を楽しみしていた作品と言い切っても過言じゃないんで張り切って観に行ってきた。

 劇場版だからといって何か特別なことをするのではなく、サントリーのウイスキー山崎のCMのように「何も足さない。何も引かない」でなんら変わることなくホッコリと温かい心持になると同時に切なさで胸をキュっとさせられ、その空気感と世界観を大事にしたいつも通りの【夏目友人帳】で大満足。
未見なうえに観るつもりもないから言える立場ではないのだけれども観る前から「4回泣けます」と感動の押し売りをされるよりも本作のように期待もせず知らず知らずのうちに涙をながしている方がはるかに好み。
 夏目をはじめとするレギュラーメンバーに椋雄とバカがつくほどに優しすぎる姿と、夏目のもとに集まる「犬の会」の妖怪たちのわちゃわちゃ感、そしてただでさえカワイイのに3匹に分裂したニャンコ先生の破壊力抜群の可愛さたるやと登場したキャラすべて愛くるしい。人と本来交わることのない妖とのつながり、そして人と人のつながりも描かれていてサブタイトルの「うつせみ【=生きている人間の世界】に結ぶ」の通りで感慨深く、それぞれのエピがすべて回収されて最後に結実していく構成力も見事。憎まれ役の的場一門が登場しなかったのも好印象。
きっと若い女性客が多いのであろうと少し気恥ずかしさを感じながら劇場に行ったのだけれどもこれが大間違いで老若男女問わずの広い客層で本作がどれだけ多くの人に好かれているのかがよく解りウレシくあった。

 神谷浩史のイケボ、ベテラン井上和彦の声の使い分けと人気声優さんたちの演技もさることながらゲスト出演した小峠のルックスに寄せた気のイイ妖怪の存在がなかなかヨカッタ。
余談になるけどちょうど上野のTOHOシネマズで観たこともあって帰りに歩いて店内に100台近くガチャポンが設置してある秋葉原にあるガチャポン会館で何かしらのニャンコ先生のグッズをゲットしようかと思うも残念なことに1台しか置いておらず、しかもそれほど欲しいと思えるものではなかった…こんなことなら普通に劇場でキーホルダーを買っておけばよかったと後悔。

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