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2018年5月20日 (日)

モリーズ・ゲーム

Mollys_game
 アメリカ
 ドラマ&サスペンス&伝記
 監督:アーロン・ソーキン
 出演:ジェシカ・チャステイン
     イドリス・エルバ
     ケヴィン・コスナー
     マイケル・セラ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 モーグルのオリンピック代表の選考大会でけがをしてしまったモリー・ブルームは、競技から退くことを決める。
ハーバード大学に進学するまでの1年間をロサンゼルスで過ごすことにした彼女は、勤務先の上司から違法ポーカーゲームのアシスタントをしてほしいと持ち掛けられる。巨額の金を賭けるハリウッドスターや企業経営者に臆することなく、見事な采配ぶりを見せるモリー。やがて彼女は自分のゲームルームを構えて成功を収めるが、10年後にFBIに逮捕される。

 運営者側の実録ものなんで「賭博黙示録カイジ」のようなプレイヤーの駆け引きの緊張感は期待できないだろうけども実録ものもパチンコ&スロットを筆頭に基本的にギャンブルが大好き。おまけに何となくここ最近、「女神の見えざる手」を筆頭に出演作にハズレ無し感が強くあるジェシカ・チャステインときて、17年のゴールデングローブ賞の主演女優賞と脚本賞でノミネートとなればということで張り切って観に行ってきた。

 導入部のハイスピードな展開に惹き込まれるかと思いきや、上記の「女神の見えざる手」でもそうだったように膨大な情報量による早いセリフの応酬=字幕を追うのに気忙しさを覚える。
最初は合法で健全な運営方針も成功して派手になれば派手になるほど反社会的組織の目にとまり、何だかんだで海千山千の連中に食い物にされるのは必然で、この辺の才覚ひとつで成り上がれるアメリカンドリームからの転落劇には見応えはある。
 違法賭博でFBIにパクられた際に顧客情報を渡せば無罪放免なうえに没収された金も戻るという司法取引を持ちかけれらるも手前ぇと顧客とその家族の身の安全を考慮して頑なに拒否するモリーの姿にいろいろとキレイごと言ってるけど結局はただいろいろと弁明してるに過ぎず、且つ手前ぇの行動を美化しているような気が…。
そんなこんなでオモシロいことはオモシロいけれど、内容のワリにはの長尺も手伝っていまいち波に乗りきれずといったところ。

 モリー役のジェシカ・チャステインは才覚あるやり手の女性役がすっかり板についてきてその存在感はさすがと思うしまた期待させるものがあるけれど、逆にそのイメージが強くなりすぎて今後同じような役柄が続続いたりするとマイナスかもなぁと要らぬ心配をしてみる。いい面の皮だったモリーの弁護士役のイドリス・エルバと美味しいところを掻っさらっていったケヴィン・コスナーの渋めのオッサンたちの存在を楽しめたことが収穫のひとつ。

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劇場公開」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
相変わらずジェシカ・チャスティンは強い女を演じるのが上手かったです。
今回はそれに、狭義心のようなものもあって、ある種の「おとこぎ」を感じてしまいました。
ケビン・コスナー、最後良い父親っぽくって少しうるっと来ちゃいましたけど、いやいや、それは年を取っただけだ!幼い頃のスパルタのトラウマは消えないぞ!と勝手に画面に向かって思っていた私でした。

コメント感謝です♪

こういう犯罪スレスレのところで勝負してる(まぁ実際は売春等もあったのは明白な気もしますが…)人の商才、勝負勘、メンタルの強さといった生き様、そして成り上がりからの~転落劇はオモシロくあったんすけど、長尺だけではなく諸々手伝って期待したほどにはの結果となりました。
「マン・オブ・スティール」でもそうだったけど、年を重ねたケビン・コスナーの親父役が渋いっすよね。しかもイイところかっさらってちゃうし♪ (゚▽゚)v

こちらにも、、、、
試写だったので結構前に見たんですがおもしろかったです
ジェシカもハマってたし
ただ、実在のカリスマプレイヤーをマイケルセラって貫禄なさすぎ〜ってなっちゃいました 笑

コメント感謝です♪

そうなんすよねぇ~、すっかり才覚のある女性役が板についたジェシカ・チャステインの演技と胸の谷間、アメリカンドリームからの転落劇は見応え大ありなんすけど、思いのほか長尺でテンポが緩慢だったことでのり切れずオモシロさ半減になってしまった感じですかね。

マイケル・セラはけっこう好きだったりするんだけど、確かにカリスマプライヤーとしては華がなさすぎですよね♪ (゚▽゚)v

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