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2018年2月24日 (土)

ウイスキーと2人の花嫁

Whisky Galore
 イギリス
 コメディ
 監督:ギリーズ・マッキノン
 出演:グレゴール・フィッシャー
     ナオミ・バトリック
     エリー・ケンドリック
     ショーン・ビガースタッフ


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 第2次世界大戦の戦況悪化が原因でウイスキーの配給が止まり、トディー島の住人たちはすっかり落ち込んでいた。
郵便局長ジョセフの長女ペギーと次女カトリーナはそれぞれ恋人と結婚したがっていたが、周りからはウイスキーなしで結婚式はできないと激しい反発を受けてしまう。ある日、大量の酒を積んだ貨物船が座礁し…。

 1900年代初頭から50年代頃のイギリスの片田舎を舞台にお人よしばかりしか登場しないほのぼのコメディが思いのほか好物だったりもする。となると本作はまさにうってつけなうえにここのところこの手のほのぼのコメディ作品もご無沙汰だったこともあって密かに期待し公開を楽しみにしていた作品だったんで張り切って観に行ってきた。

 スコットランドの沖合に浮かぶ島を舞台に第二次大戦時の影響によりウィスキーの配給が止まり、島内のウイスキーが底をついたことでウイスキーを愛して止まない島民たちは気力を失うも、ある日座礁した船に大量のウィスキーが積んであるのを知り、主人公の郵便局長を先頭に兵士、教師、牧師様に子供たちと全島民あげての救出作戦(泥棒行為)は背景に戦争がありながらも悲壮感はなく(ウイスキーが無くなったときの島民の悲壮感は半端なかったけど…)、ほのぼのとした空気感は牧歌的な風景とケルト音楽も手伝って観ていてとても心地がよく、イイ感じにドタバタで久々にほっこり出来るコメディ作品だった。
 ナチスドイツによる本土攻撃の本格化を懸念し、ひとり真剣に島の防衛にあたるワゲット大尉のクソ真面目ぷりが愛すべき島民たちのウイスキー救出と隠ぺい作戦のオモシロさに彩りを添えていてとてもヨカッタ。このワゲット大尉は融通が利かないだけで、全くもって善人なだけに最後の最後でババを引いてしまったのが可哀想でならない。
また、牧師様を筆頭に我先に率先して作戦に加担するも安息日のルールだけはきちんと守る変なズレ具合がこれまた楽しい。

 とにもかくもウイスキーが無くては結婚式はおろか全てのことが始まらない島の住民は誰一人として悪人がいなくてとても魅力的。もし日本で同じような作品を撮るとしたら主人公で郵便局長のマクルーン役はさしずめ落語家の故・古今亭志ん生といった感じだろう。

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