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2018年2月11日 (日)

花咲くころ

Grzeli_nateli_dgeebi
 ジョージア&ドイツ&フランス
 ドラマ&青春
 監督:ナナ・エクフティミシュヴィリ
 出演:リカ・バブルアニ
     マリアム・ボケリア
     ズラブ・ゴガラーゼ
     ダタ・ザカレイシュヴィリ


                                                                                      【物語】     (シネマトゥデイ)
 ジョージアがソ連から独立して間もない1992年の春、エカは、首都トビリシで母親と姉と暮らしていた。
彼女の親友のナティアは、父親がアルコール中毒のために家庭が荒れていた。ある日ナティアは、好意を寄せてくれる少年から弾丸入りの拳銃をプレゼントされ…。

 ロシア&東欧、中東にインドあたりの作品はよく観るもこれが、アジアとヨーロッパの中間地帯で旧共産圏のいわゆる中央アジア?あたりの作品となるとあまり…というか観た記憶がない。そんな中、ロシア語読みのグルジアから英語読みのジョージアへと国名を変えたニュースも記憶に新しいジョージアから世界の映画祭で賞を受賞した本作が公開。
劇場も単館系の超老舗の岩波ホールだから、まず秀作であることに間違いなしってぇことで、初場所で優勝したジョージア出身の栃ノ心のお祝いも兼ねて張り切って観に行ってきた。

 ロシア体制からの離脱とそれに伴うロシアとの紛争、経済的未熟さ、そして世界的にも問題視されている低年齢での婚姻と誘拐婚といういまだ古い因習がまかり通るジョージアという国の不安定な実状に対しての常態(諦観?)と反発を思春期のふたりの少女たちの不安定な心情を重ね合わせて語っていて静かながらも見応えのある作品だった。
また、ふたりのあいだを行き来するいつ引き金が引かれるのか気が気でない銃の存在は停戦状態にあるもまたいつロシアとの再びの紛争の口火にも思えたりで感慨深い。
 国名以外は欧米諸国ほどに知識を持ち合わせない第三世界の文化、風俗、風習のためちょいちょい理解しがたいところが目につく難はあれど、女性ということで理不尽な思いをする第三世界の思想は興味深く、同様に第三世界で女性監督のサウジアラビア映画「少女は自転車に乗って」と併せて観るとより一層感慨深く観られることと思う。
これまた中東の映画同様に政情不安でなければきっとキレイで良い国なのだろうと思える町並みや景色、食べ物、音楽がすげぇ新鮮で行きたくなってくる。

 ヨーロッパとアジアの中間、そしてロシアにも中東にも近いということで顔立ちがエキゾチックで幼いながらも大人びていて美人。まぁそういう地域だからこそなのか?顔立ちだけでなく体つきもどことなく大人びているせいもあってスコールでびしょ濡れになるシーンなんかは肌を露出しているワケでもないのに妙な色気が漂っていて目を惹く。

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