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2018年1月13日 (土)

目撃者 闇の中の瞳

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 台湾
 サスペンス
 監督:チェン・ウェイハオ
 出演:カイザー・チュアン
     ティファニー・シュー
     アリス・クー
     クリストファー・リー


                                                                                     【物語】     (シネマトゥデイ)
 新聞社の実習生シャオチーは、2007年のある晩、山道で当て逃げ事故を目にする。雨の中、シャオチーが駆けつけると被害者側の運転手は死亡し、助手席の女性も虫の息だった。それから9年後、花形記者となったシャオチーは、取材の帰りに中古で購入して間がない愛車をぶつけてしまう。その車を修理工に見てもらったところ…。

 台湾産の青春恋愛譚&群像劇が大好物なもんだから台湾映画を観るとなると8割がたコレらの毛色の作品がを占めている。
そんななかにあって珍しく台湾産のサスペンス劇というだけではなく、本国台湾で大ヒットしたうえにあちらの映画賞「金馬獎」で5部門にノミネートされたとのことに否応もなしに食指が伸びてというワケで張り切って観に行ってきた。

 購入した中古車がいわく付…それも手前ぇが9年前に目撃した事故の当事車…もぅこの設定だけでも十分に不気味なところにその9年前の事故の真相解明のエピのスリリングさが加わりその緊迫感はかなりもの。おまけに「我は神なり」同様に主人公のシャオチーをはじめとする登場人物ダレひとり好感が持てないところに持ってきて、過去、嘘、疑惑不信に満ちた彼らの言葉と行動のひとつひとつで真相が目まぐるしく二転三転し、その都度あらたな事実が明かされてとけっこう気ぜわしい。
 終盤にはいると唐突にシャオチーを襲撃してくる人物が登場し物語はあらぬ方へ向かいはじめ「何じゃこりゃ?」と思うもここから一気呵成に伏線回収がはじまり、ほつれた糸を見事に一本に縒って真相へ導き、最後はまさかのホラーのテイスト、そして大団円を迎えたのちに真の真相が…は圧巻。
 調査の手がかりとなる高級茶葉の行は中国語圏のお国柄が出ていて興味深い。そういえば「瞳の奥の秘密」でも「顔や住所は変えられても好きなサッカーチームは変えられない」とサッカー大国アルゼンチンらしい演出があったっけ。思いのほかこういうところでお国柄を窺えたりしてオモシロい。

 妻夫木くんに2~3発パンチをかました風貌で役柄のインパクトによるところ大かもしれないけれど、登場した誰よりも強い印象をのこした主人公シャオチーを襲撃するウェイ役のメイソン・リーってあの巨匠アン・リー監督の息子さんとのこと。
日本に限らずハリウッド、香港でも二世が出てくるも大多数がコレといってパっとしないなかにあってメイソン・リーは期待させるものがあるんでガンバって欲しくあるかなぁと。

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コメント

風情♪さん、こんにちは。
相変わらずなぜかTBがうまく飛ばないのでコメントのみで失礼しまーす。
予想を上回る面白さでした。
妻夫木くんを2~3発・・・ですか。
私はルイス・クーを1~2発・・・と思いました。(笑)
全てのエピソードに嘘が隠れていてそれが次から次へと翻されていく面白さ。
あのラストにいきなり飛び出すホラーテイストは衝撃的でしたよね。
「怖い本の話」もうまかった。
ちょっとだけ伊藤淳史似のアン・リーの甥っ子くんも凄い存在感で今後に期待ですねー。

コメント感謝です♪

目まぐるしく二転三転する展開が最高にヨカッタだけに終盤のあのホラーテイストは余計なひと味だったかもなぁと今になって思いはじめてきました。
にしてもラストのあの「怖い本の話」は落語的なオチであるにもかかわらず、ゾッとさせる空恐ろしさがあって最後の最後でさらにビシっと決まった!ってぇ感じでしたよね。

ああ~確かに伊藤淳史にも似てるなぁ♪ (゚▽゚)v

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» 目撃者 闇の中の瞳 [象のロケット]
2007年、台湾。 嵐の夜、新聞社の実習生ワン・イーチー(通称シャオチー)は当て逃げ事故を目撃するが、犯人は捕まらなかった。 …9年後、敏腕記者となったシャオチーは、自分が買った中古車の前の持ち主が、9年前の事故の被害者の車だったことを知る。 彼は先輩記者マギーの協力を得て、事故の真相を調べることに…。 サスペンス・スリラー。... [続きを読む]

» 『目撃者 闇の中の瞳』 台湾の犯罪映画 [Days of Books, Films ]
Who Killed Cock Robin(viewing film) かつて台 [続きを読む]

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