氷菓
日本
ミステリー&学園&青春
監督:安里麻里
出演:山崎賢人
広瀬アリス
小島藤子
岡山天音
【物語】 (シネマトゥデイ)
神山高校に入学した折木奉太郎は、姉の指示で渋々廃部の危機にある古典部に入部する。
もともと必要最低限のことしかやらない“省エネ主義”の彼は、ここで誰よりも好奇心旺盛な千反田えると知り合う。
さらに折木と中学校時代から付き合いがある福部里志と伊原摩耶花も入部してきて…。
原作は未読どころか原作があることすら知らず、だもんでTV放映時も別に期待をして観始めたワケでもなく、ただ何となく1話2話と観ているうちに徐々にそのゆるりとした空気のなか繰り広げられるたわいもない学園ミステリーの展開に惹かれ気づけば第2クールの最終話まで観てしまった経緯もあるし、今年は「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」や「あさひなぐ」と普段なら観ないアニメ&コミックスの実写化ものに足しげく通ってもいるんで、それならば観ておけってぇことで張り切って観に行ってきた。
謎解きといっても大仰なものではなく、学園生活で転がっているチョイと不思議な些細な出来事や過去にあった出来事や思い出をほじくり返しては仲間内でやいのやいのやってるだけ程度のものだから、本格的な謎解きを期待する人や原作&アニメ版を飛び越えていきなり本作に手を出しちゃった人にしてみれば、あまりにもダイジェスト的だった冒頭の2つほどの謎解きのエピのせいもあって全体的に「オイオイ…。」となってしまうのは否めねぇなぁと。
比較的あたたかい目線で観ているオレですらそう思えたのも確かなところだし、 ましてや千反田える役の広瀬アリスは「いや彼女じゃないでしょ…。と言わざるを得いところではあったものの、余計な足し算引き算もしておらずの忠実な作りは好印象だし、強烈な印象を残す感じの作品ではないこともあり虫食い的に忘れているところがあったことも手伝って可もなく不可もなく楽しめたし、アニメ版ほど個々のキャラにイラっと来ることもななくで思った以上の出来栄えだったのではなかろうかと。
やっぱどう考えても千反田える役の広瀬アリスは違うよなぁ…何かもっとこうほわわんとしたイメージなんだなよね。
う~ん…そうだなぁ…ちょっと違うかも知れねぇところだけど乃木坂46の佐々木琴子みたいな気がしないでも。
ここのところアニメ&コミックスものばかりが続く絶好調山崎賢人は雰囲気は合っていなくもだけど演技の方がチョットな…。
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