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2017年11月12日 (日)

IT / イット “それ”が見えたら、終わり。

It
 アメリカ
 ホラー
 監督:アンディ・ムスキエティ
 出演:ジェイデン・リーバハー
     ビル・スカルスガルド
     フィン・ウォルフハード
     ソフィア・リリス


                                                                                  【物語】     (シネマトゥデイ)
 とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇した人々とビルは手を組み“それ”に立ち向かうが…。

 モダンホラーの帝王スティーヴン・キングの代表作の「スタンド・バイ・ミー」のジュブナイル的要素と氏の真骨頂であるホラーが組み合わさった「IT」が90年のTV版以来となる再度の映像化にいちキングファンとしては実によろこばしい。
ただそのTV版を観てからも原作を読んでからもだいぶ時間が経ってしまっていることもあって記憶がかなりヤバいという不安要素はあるものの今シーズン終盤のなかでもいちばん楽しみにしていた作品なんで張り切って観に行ってきた。

 TV版ではそれほど感じられなかった子供時代のトラウマや友達とのイイ思い出の追体験感はとても心地がヨカッタし、それと同時に子供たち個々の恐怖対象と歪んだ描写の親や大人に抱く恐怖心やコンプレックスのエピは思った以上に重くジメっとしたイヤ~な心持ちになりと、子供時代の理由なき恐怖、得体のしれないものへの恐怖一辺倒ではないつくりに「さすがはモダンホラーの帝王!」と今さらながらに感心。
 ここでオチは言えねぇところだけど、上梓した同時代の作品で「ミザリー」は別として本作のオチは「トミー・ノッカーズ」同様に何となく迷走していた感のある時期の作品で、お世辞にも納得いくオチではないだけに「大人時代のエピを省いて子供時代のエピのみにしたのね」と妙に納得するも最後に【第一章】の文字が…そうよね、本作はペニーワイズとの対決よりも負け犬軍団たちのいじめっ子&親との対決の方がはるかにオモシロイところではあるけど、普通に考えてこのままで終わるワケだわな。
 原作にあったかは忘れてしまったけれど、ベバリーが血まみれになるエピは「キャリー」を、エディのTシャツにあった牙向く車のイラストは「クリスティーン」、黄色いレインコートもキング作品(「アトランティスのこころ」)ではなじみ深くてとキングへのリスペクトと遊び心がオモシロイ。
そんなこんなで大枠とオチ程度しか覚えていないことが逆に吉と出たといったところだし、出来不出来の差が激しくあるキング原作映画のなかにあってかなり出来のイイ部類に入るのではなかろうかと。

ペニーワイズはTV版で演じたティム・カリーの方が見た目的にも遥かに怖いものがあったなぁ。
個人的な意見としてはこういう得体のしれないピエロとか怪人ってきっちり作り込んむより、メイクがハゲてるとか中途半端感というかチープ感があった方が逆に怖く感じられるように思えるんだけどなぁ。 大人版のキャスティングに期待。

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コメント

風情さん☆
そうですよね~キング作品は出来不出来の差が大きいので、かなりいい方だったのでは…?と思いました。
でも後半の怖さ半減はキングらしいなと(笑)
ペニーワイズは役者がイケメンすぎだしきっちりメイクしすぎて、怖く見えないですよね…チープ感に1票!!

コメント感謝です♪

キング作品って原作はどれもオモシロいのに映像化すると「何でこうなっちゃうかなぁ…。」というものが多々あるんすよねぇ…監督さんや脚本家の手腕によるところなんでしょうけど、こうも頻繁だとある意味ホラーだなぁと。
ああいうピエロみてぇなキャラは作り込むより、メイクののりの悪い感があったほうが不気味さが際立つんすよね♪ (゚▽゚)v

風情♪さん、こんにちは。
私は90年代に作られたドラマ版は未観なのでかなり楽しめました。
子供の目線で描かれたストーリーはやはりどこか「スタンド・バイ・ミー」を思い出してしまいますね。
その子の怖いものに姿を変えるペニーワイズですがベバリーのお父さんに姿を変えたのは完全に失敗でしょう。
恐怖より怒りをベバリーに湧き上がらせてしまいますって。(笑)
子供たちが着ているTシャツやその他に絶対「しかけ」があるとは思いつつ、それがわかるほどの
ツウでない自分が少しだけ寂しいですー。

コメント感謝です♪

>それがわかるほどのツウでない

いやいや、そこはホラ、sabunoriさんの中国語圏作品に対する熱量と同じってぇやつですぜ。
レビューを読ませてもらうと俳優さんとか作品の知識量みると「流石だなぁ」と思わされますもん。

ああ~確かにベバリーの恐怖の対象が父親オンリーだったのは今になって思うとですね。
怒りが恐怖を勝り、その怒りに勇気が加わっちゃ~もう無双状態ですからね。
全体の作りとしては本作のほうが断然上ですが、ペニーワイズの不気味さで言えばTV版の方が上なんで、機会があったらこちらを観てみるのもイイかもです♪ (゚▽゚)v

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